道端でかわいい黄色い花を咲かせるカタバミですが、いったいいつ頃つぼみになり、花を咲かせるのでしょうか。どこにでも咲いている花なので、気にもとめない人がほとんどかもしれません。しかし、カタバミにもきちんと開花時期はあります。
そして、カタバミにはオキザリスと呼ばれる園芸用のきれいな花を咲かせる種類もあります。その時期を知っていれば一年中花を楽しめるように花壇を彩らせることも出来るかも知れません。主な種類の見頃の季節をご紹介いたします。
カタバミの花の時期
カタバミやオキザリスの名前で私たちにきれいな花を見せてくれますが、それぞれに開花時期が違います。
夏から秋に咲く種類や、秋から春に咲く種類等があります。まずは雑草と分類される、黄色い小さい花を咲かせるカタバミの開花時期は、4月から10月の春から秋にかけて花を咲かせています。
どおりでいつも咲いているイメージがあるはずです。オキザリス・ボーウィーとも呼ばれるハナカタバミは長い茎の上にピンクの3cm程の花を咲かせますが、見頃は夏から秋です。
白い花なのですが、内側のふちが紅いろをしている閉じたパラソルのような形が人気の、オキザリス・バーシカラーは秋から春にきれいな花を咲かせます。
オキザリス・プルプレアというピンクや白の花を咲かせる寄せ植えに人気の花は、春から夏の短い期間しか咲きません。
春の早い時期から花屋に並ぶのが、オキザリス・スプリングファームです。ピンクやオレンジのきれいな花を咲かせます。
イモカタバミと呼ばれるピンクや白の花を咲かせる花は、グランドカバーにも最適ですが、春から秋までかわいい花を咲かせます。
オキザリスは花を楽しむ事が出来ますが、葉を楽しむタイプもあります。オキザリス・トリアングラリスは葉が紫色で寄せ植えに大人気な種類です。
目立ちませんが春から秋にかけてピンクの花を咲かせます。
まとめ
カタバミ(オキザリス)の花の時期は、種類によって微妙にずれがあります。花を楽しむタイプと、葉の色や形を楽しむタイプもあります。それぞれの開花時期を調べて育てれば、一年中楽しむ事も出来るでしょう。
しかし、カタバミは種をはじき飛ばす事をお忘れてはいけません。地植えには十分の注意が必要です。