キンギョソウを始めて育てたときは、発芽や開花が最初の目標になります。そして無事にきれいな花をたくさん咲かせることが出来ると、次は種を取って次の年にも咲かせることを狙います。しかしキンギョソウの花が終わりサヤに種が出来たことがわかっても取るのが遅れて地面にこぼれたりして、種を取るのに失敗することがあります。
種を失敗せずに取る方法を紹介しますので、ぜひ次は成功させてみて下さい。
【キンギョソウの種の正しい取り方ってどうやるの?】
初めてガーデニングでキンギョソウを咲かせたとき、花の明るいイメージに感動する人がたくさんいます。次から次へと花を咲かせてくれるので、花ガラを取り除けば長い期間お花が楽しめます。
これを次の春にも成功させたいと思って種を取ろうとしたとき、種がすでにサヤから全部地面にこぼれていた事はありませんか?
キンギョソウの花の種を上手に取るには、次の二つの方法が簡単です。
①早めにサヤを取る
サヤが乾燥すると、サヤの口が開いて種がこぼれ落ちます。自生するキンギョソウはこうやって、次の世代を繁殖させています。したがって放っておくと、キンギョソウの種はこぼれてしまって取ることが出来ません。
こぼれる前のまだ少し緑色の時にサヤの下から切り取って、器に入れて感想させます。器の中で感想して種が上手に取れます。
②サヤに袋をかける
サヤを早く切ることに抵抗を感じる人がいるのですが、長く残す事と種がこぼれる原因になります。しかしまだサヤを取らずに花を楽しみたいと思うなら、種が入っているサヤに袋をかけましょう。100円ショップなどに売っている出汁用のパックをちょうど良い大きさに小さくして、それを紐などでくくりつけます。これでサヤが乾燥して自然に種がこぼれても、地面に落ちずに全部袋の中にたまります。
【まとめ】
キンギョソウの種のとり方を2つご紹介しました。
乾燥するとすぐにサヤから種がこぼれるキンギョソウですが、ちょっとした工夫だけで簡単に種が取れます。どちらかお好きな方法を試して、来年またたくさんのキンギョソウの花を咲かせましょう。