草花を育てていると種ができます。種を見ると、蒔いて育ててみたくなりますね。
アンスリウムも例外ではなく、長い穂のような花に種が付きます。

最初はブツブツの状態なので気持ちが悪いですが、種が中に入っていると思うと蒔いてみたいと思うのは私だけでしょうか。
ネットの質問サイトでもアンスリウムの種を蒔いたことのある人、という質問がちらほらと見られます。

どんな風にすれば芽がでてくれるのか、調べてみました。

アンスリウム 種 採取

アンスリウムの花についた種を取ってみる

花が色あせないうちに穂が固くなり緑色になって、粒粒が出てきます。
これが実なのですが、実の周りにも実になり切れなかったような小さなブツブツがついて決して美しいとは言えない状態になります。

アンスリウムの種はあまり保存が効きません。種を取るとすぐに蒔かないと発芽しないこともあります。

せっかくついた実だから、種を取って蒔いてみたいというならすぐに蒔いてみましょう。

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アンスリウムの種を発芽させるための条件は?

ところがいくつかの難関があります。
アンスリウムの果肉には発芽抑制物質があり、きれいに取り除かないと発芽しません。

種は気温が高くないと発芽しないらしく、寒い季節に種を蒔いても温度の管理を誤ると発芽してくれません。
といって、春まで待てません。保存ができないからです。

これだけの条件を守っても発芽率は60%ぐらいです。

アンスリウムの種ができる条件は?

長くアンスリウムを栽培しているけれど種が出来たことはないという方もいらっしゃるかもしれません。

アンスリウムは自家受粉しません。
同じ花の中では受粉しないのです。

違う株があればその株の花粉をもらうことができますが、同じ株をずっと栽培していても実はならないわけです。
ですから実ができるということは2株以上のアンスリウムを栽培している場合が多いです。

【まとめ】

花が咲き実がなるのは自然のことですが、楽しいことですね。
種が出来れば、育つかどうか分からなくても蒔いてみたくなります。

何度か失敗を繰り返して段々と鉢が増えていく楽しみもあります。
自分の楽しみ方を探してください。