芝生の隙間にカタバミが生えていると、あっという間に芝を覆いつくしてしまいます。カタバミは芝よりも生育が早いので放っておくと、芝に陽が当たらなくなり、芝に栄養がいきわたらなくなります。カタバミから芝を守るにはこまめな除草作業が必要です。

しかし、カタバミは繁殖力が強い植物なので、手作業での除草には限界があります。それでは、どんな対策があるのでしょうか?

芝生の中に雑草のカタバミが生えてきたら除草剤はどんなのがいい?

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カタバミが芝生の中に生えると非常に駆除することが難しいです。完全に駆除するには、除草剤を使用するとよいです。

カタバミに効果のある除草剤は、芝生には効かずカタバミだけに効果のある選択制除草剤を選びます。

芝を張る前なら、土壌処理除草剤で予防しておきましょう。主な土壌処理除草剤は、例を挙げると「シバゲンDF」や「シバキープⅡ粒剤」があります。

すでに芝が生えている状態で生えてきた雑草には、茎葉処理剤を使います。

例えば「シバニード」シリーズがあります。この「シバニードアップ粒剤」だと粒状なので、撒くだけですし、「MCPソーダ塩」「シバニードシャワー」などがあります。

「シバニードシャワー」はシャワータイプで、そのまま散布します。これらはMCPP液剤といって、成長ホルモンのバランスを崩すことによって植物が枯れていくというものです。

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さらに即効性のある「しつこい雑草退治スプレー」があります。これはカタバミにピンポイントで効果を発揮します。

ただしMCPPを使うときは、目や肌に付かないように注意が必要です。必ず手袋、長袖、長ズボン、メガネ、マスク、長靴を着用し、使用後は石鹸で洗いましょう。

その他にもグリホサート系薬剤の「サンフーロン」があります。これはカタバミの根を確実に枯らせます。

カタバミのように手作業での除草に限界のある雑草には、上記のような除草剤で駆除していくとよいでしょう。

まとめ

カタバミだけを駆除できる除草剤があることが分かりました。芝を張る前なら「シバゲンDF」や「シバキープⅡ粒剤」が有効です。すでに芝が生えている状態では「シバニードアップ粒剤」「MCPソーダ塩」「シバニードシャワー」「シバニードシャワー」「しつこい雑草退治スプレー」が有効です。

ただし、これらのMCPP液剤の取り扱いには、くれぐれも注意して除草作業を行うようにしましょう。