小さい花を図鑑などで見ると、結構大きい花のように錯覚してしまいます。その為、写真におさめる時は、大きさを比較する何かと一緒に写すのが効果的です。つりの時に大きい魚を釣った時は、メジャーの変わりにたばこの箱を一緒に収めたりして大きさをわかりやすくしたりします。
それでは、カタバミは黄色い小さい花は何と一緒に写真におさめればいいのでしょう。図鑑で見るとピンとこないものです。何が一番いいかというと、それは1円玉です。
図鑑のアップの写真だと小さくても500円玉くらいはありそうですが、実はカタバミの花は、1円玉よりも小さいのです。いったいどれくらいの大きさなのでしょうか。
詳しくご説明いたします。
カタバミの花の大きさ
一円玉の直径は約2cmあります。写真に一緒にとって大きさを比較した場合、カタバミの花は一円玉の半分以下だという事がわかります。
カタバミの花の大きさは7~8mmなのです。小さすぎて、普通に歩いているだけでは、全く気にもとめない大きさです。
その花は、一つの花茎から黄色の小さい花を1~8個咲かせます。
カタバミの花の特徴
カタバミの花は、葉のわきから花茎を伸ばし、五枚の花びらを持つ黄色い花を咲かせます。大きな特徴は、日中に花を咲かせ、夜には花を折り畳んでしまうことでしょう。
主な花の季節は4月から10月です。とてもかわいい花ですので、雑草ですが抜くに忍びない気にさせられます。
それは、カタバミの思うつぼなのかも知れません。ちょっと情けをかけるとすぐさま実をつけて、種をとばします。
最長1m程とばす力を持っています。1cmにも満たない花のやる事とはとても思えません。草むしりをしていると、刺激でとんだ種が顔にあたって驚く事もあります。
雑草と呼ばれているカタバミは黄色い小さい花ですが、オキザリスという園芸種は様々な形や、色をしています。
原産地は南アメリカで、観賞用して持ち込まれました。どの花も形は違いますが、そのほとんどは5枚の花びらを持っています。
まとめ
子供たちに、虫眼をもって公園に遊びに行くことをおすすめします。1cmにも満たないカタバミの花が一生懸命に咲いているの発見するでしょう。子供たちにとっては大きな発見がきっとあるはずです。