道端で見かけることもある雑草、カタバミですが、じつは食べることが出来ます。食べられるところも、実だけでなく花や葉も食べることが出来ます。今回はその調理法や味、栄養価をご紹介していきます。
カタバミの実は食べることができる!?
カタバミの実は長さ、1cm前後で一見、オクラのような形をしています。
食べ方については、オクラと同じようなイメージで、灰汁を抜くために茹であげて水にさらし、おひたしや和え物、炒め物、天ぷらなどにして食べるそうです。
味としては酸味が効いたあじわいになっているそうです。まあ、酸っぱいオクラという感じですね。
カタバミの花も食べることができる!?
カタバミの花の食べ方ですが、「春の野草サラダ」という風に、カタバミの花と葉をサラダにして食べる方もいます。
春が来たぞ!ということを感じられて、見た目にも黄色やピンク、ムラサキなど様々な色のカタバミの花を使ってとても綺麗に仕上げることが出来ます。
このような食べ方は、英語圏の国やインドでは一般的でレシピもたくさん紹介されているようです。しかし、日本では食べることが出来るという認知があまりなされていません。
その理由は、カタバミに含まれるシュウ酸が体に良くないだろうと考えられているためです。ただ、サラダ程度の量なら身体に影響はほぼないでしょう。
味についてはシュウ酸を含んでいるため酸味が効いており、ビタミンCが豊富です。
まとめ
日本では、あまり食べるというよりも観賞用としての方がイメージの強いカタバミですが、その実や花、葉は食べることが出来ます。その食べ方は、実はおひたしや和え物、炒め物、天ぷらなどオクラのように料理します。花や葉はサラダなどで食べられることが多いです。
味は実も花も葉も酸っぱくて、ビタミンCが豊富に含まれ栄養たっぷりです。しかし、カタバミはシュウ酸を含んでおり、多く摂取すると体によろしくないのでそこのところはご注意ください。カタバミは日本よりもむしろ英語圏やインドなどでは、普通に食べられる植物なので、英語のレシピを調べてみるのもよいかもしれません。
カタバミは道端に生えている雑草なので、コスパにも良いです。大量摂取に注意しながら、春を感じながら料理してみるのもよいかもしれませんね。