春になると可愛い花を咲かすチューリップは、種から育てることもできますが、初めての方は球根から育てることをおすすめします。
用意するものは、好みの花を咲かす球根、土、植木鉢です。球根を選ぶ時は、傷のついていないもの、汚れのないもの、もった時にずっしりとした重さを感じるものを選びましょう。
植える目安は、5号の植木鉢に球根3個がベスト。チューリップの肥料に関しては、与える時期、種類があります。
チューリップに肥料は必要?
花や野菜を育てる際、土は培養土を使っている方が多いと思いますが、チューリップも培養土でまったく問題ありません。
培養土とは、あらかじめ植物に合わせ、基本用土、補助用土等を混ぜ合わせ、そのまま使用できるようにした土のことです。種類によっては肥料が混合されているものがありますので、肥料の量、時期等に不安がある時は、肥料が混合された培養土を選びましょう。
チューリップを植木鉢でなく、庭へ直接植える場合は、一般的には肥料は必要ありません。植木鉢に植える場合、肥料が混合された培養土を使用しなかった時は、肥料を与えることをお忘れなく。
チューリップに肥料を与える場合、最適な時期は?
キレイな花を咲かすためにも、肥料を使用しましょう。チューリップに肥料を与える最適な時期は、花を咲かせる前、咲かせた後の2回になります。
咲かせる前は、ゆっくりと効果の出る固形タイプを、咲かせた後は急いで球根を回復させるために、効果の早い液体肥料を与えましょう。与える時期は2週間に1回がおすすめです。
チューリップの肥料の種類について
チューリップに与える肥料には、元肥・追肥の2つの肥料があります。元肥とは、チューリップを植える際に使用する土に混ぜる有機質肥料のことになり、緩効性肥料、もしくは遅効性肥料と呼ばれているものです。
追肥とは、野菜や花を育成する際に使用する成長段階に応じて与える肥料のことを言います。こちらは、速効性のある液体肥料が使用されますが、与える際、球根や根等に直接触れることのないよう、少し離した場所から与えることをおすすめします。
球根に直接与えてしまうと、球根焼けを起こす原因にもなるため、与える時は注意が必要です。
まとめ
どんな花でもそうですが、肥料の与え過ぎは逆効果になりますので、与える量は加減しながら与えることをおすすめします。