春と秋に咲く色鮮やかな花、マーガレット。そんなマーガレットの中で最近話題になっているのが、「ウォーターメロン」という品種です。ここでのウォーターメロンとはスイカではありません。マーガレットの品種である「モリンバ」の、一種です。

この品種が話題になっている理由は、その育てやすさと花色が変化する点の2つです。育てやすく手軽に花を楽しめるだけでなく、春と秋で色が変わることから2度楽しむことができます。

色としては赤とピンクを混ぜたような色で、その色合いからウォーターメロンという名前がついていると思われます。ウォーターメロンは春と秋で色が変わることから、上手く育てることができれば何度も楽しむことができます。

そこで今回は、マーガレットの品種の1つである、ウォーターメロンの育て方について解説していきます。

 

従来のマーガレットより育てやすい?ウォーターメロンの育て方

マーガレット ウォーターメロン 育て方

はじめに書いておくと、ウォーターメロンは従来のマーガレットを品種改良した種類であり、その分育てやすくなっています。マーガレットに比べて何か特別な育て方が必要、といったことはないようです。ウォーターメロンは春と秋で花の色を変えることから、夏を上手く越せるように育ててあげるとより楽しめると思われます。

ここから具体的な育て方を解説していきます。まず購入したら、購入時の鉢より大きな鉢に植え替えてあげます。これは鉢の中で根がパンパンになっている(根詰まりをおこしている)と、根が水や酸素を吸収できなくなり、株が弱ってしまうためです。特にこれから花が成長する春先は必ず植え替えをしましょう。

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管理場所としては、日当たりの良い場所を選びます。ウォーターメロンは日差しが好きで、日差しがないと花色も綺麗になりませんし花の数も少なくなってしまいます。ただし夏は花は咲かないので、風通しの良い日陰で保存してあげましょう。日本の夏の日差しは強いので、注意が必要です。

水やりについては、土の表面が乾いたらやります。水をやるときは鉢底から水が流れるくらい水をあげるといいでしょう。1度水をあげたら乾くまであげません。土が湿りすぎると、根が腐ってしまう可能性があります。

多くの花で問題になるのが夏越えです。日本の夏はとても暑いので、多くの花の天敵になっています。しかし、ウォーターメロンは水やりをしっかりやっていれば夏を越えることは難しくないようです。上手く育てれば株をしっかり残した上で、9月後半頃から再び花芽を咲かせてくれます。

 

まとめ

いかがでしたか。ウォーターメロンはマーガレットの中でも育てやすい品種で、特別な育て方を必要としなくても春と秋、2度にわたり綺麗な花を咲かせてくれます。植え替え、日差しの管理、水やり、に注意して、ウォーターメロンを楽しみましょう。