みなさん一度はユリの花を見たことがあるかと思います。ユリの花は白くて優雅な見た目をしています。夏に咲く花で、プレゼントとしても需要がある花です。綺麗なユリを育てるためには、病気にならないようにするのが秘訣ですが、ユリにはそもそもどのような病気があるのでしょうか?
今回は、そんなユリの花がかかりやすい病気について触れていきたいと思います。
ユリの花にかかる病気って?
ユリの花にだけかかる病気は特別にはないようですが、「バイラス病」という病気は蕾にかかってしまうと厄介です。これはアブラムシを媒介してかかる病気で、感染した場合は、蕾などが枯れて落ちてしまいます。
この病気にかかってしまうと、もう回復する見込みはなく花を切り落とす他なくなってしまいます。予防策としては、消毒をこまめにすることです。
消毒薬も園芸店などに行くと置いてあることもあるそうです。
その他は害虫によって病気になってしまうことも多いです。「コガネムシ」「アザミウマ」「灰色カビ病」「うどんこ病」などが挙げられます。
・コガネムシ
コガネムシは花や茎を食べてしまうため、被害にあうと花がボロボロになります。コガネムシはその気になれば樹木さえも枯らすことができるとても厄介な虫です。捕まえてやっつけるか、殺虫剤が効きます。
・アザミウマ
アザミウマも虫ですが、こちらは食べてしまうというよりかは花の生育を悪くします。こちらも殺虫剤が効くようです。アザミウマによってウイルス病が媒介されることもあるそうなので、気を付けましょう。
・灰色カビ病
灰色カビ病は、花びら斑点がつき、そこから花が枯れていってしまう病気です。風通しの良いところで育てるようにすることでこの病気の予防になります。
うどんこ病は花がうどんこのように白っぽくなってしまうことです。こちらもカビなので、風通しの良いところで育てるようにすると予防できます。
まとめ
今回はユリの花にかかる病気についてでしたがいかがだったでしょうか。ユリがかかる病気は主に風通しと虫除けでなんとかなるものが多いので、こまめに様子を見ながら育ててあげると、問題なく綺麗な花を咲かせてくれます。
病気になってしまうとほとんどの場合切り落とさなくてはならないので、病気にならないためにも知識を持って気をつけて育ててみましょう。