マーガレットの花が徐々に咲き終わっていくとその中に、葉が茶色く枯れたようになっている事があります。このままでは次の年に咲かせられません。枯れる原因を突き止め、同じ事を繰り返さないための対策を見つけることが大切です。
マーガレットが枯れる原因を突き止め、繰り返しを防ぐ対策方法
枯れる原因はいくつかありますが、暑さ、寒さに弱い植物ですので、適温での管理を怠ると枯れてしまいます。また、直射日光に当てたり、寒風にさらしていても同じです。
マーガレットはお水をやり過ぎても根が腐ってしまいます。季節ごとの水やりの仕方を理解して、適切に行うことが重要です。
病害や害虫が枯れる原因にもなります。根に寄生するセンチュウは、発見しにくく、寄生してからでは薬剤が効きませんので、植え付けの時に土へあらかじめ薬剤を散布しておくと良いでしょう。
ヨトウガの幼虫ヨトウムシは春と秋に発生します。卵が付着した葉ごと切り取ったり、手袋などをして潰してしまいます。後は、殺虫剤で駆除します。
若い枝に発生するアブラムシは冬の室内での管理中によく見かけます。すぐ殺虫剤で駆除しましょう。そのままにしておくと、つぼみが開かなくなってしまいます。
30度を超える暑い日が続くと多く見られる立枯れ病は、葉や茎に斑点模様が付きます。乾燥気味にしておけば、発生しにくくなります。
他にも枯らさない為の対策として、下葉が色あせてきたら液肥を与え、風通しの良い場所で管理します。“元気がない”程度なら、挿し木をして株の更新をすると、花が生き返ります。完全に枯れてしまったものは、元に戻らないので、これ以上枯れないようにするにはいくつかの方法があります。
根腐れを起こさせないために、水やりは正しく行いましょう。秋から春にかけての水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。夏は少し頻度を減らし、乾かし気味にしましょう。いずれも花やつぼみには、水をかけないように、株元に与えましょう。
まとめ
ここまで、マーガレットの枯れる原因と対策方法などについて見ていきました。何によって枯れるのか、まず原因を知り、その都度適切な方法で対処をすれば、被害を最小限に留める事が出来ます。無駄に花を枯らさず、気を付けたいですね。