バラを育てる際には、どうしても必要なものがいくつかあります。水や土、そして肥料も必要ですが、活力剤も必要なのです。

今回は、バラの活力剤の使い方や時期について紹介します。

バラ 活力剤 使い方

バラの活力剤の使い方と時期について

バラの活力剤の使い方について

活力剤とは、バラに文字通り元気を与えてくれるものです。よく肥料と間違われることもありますが、人間でいうと肥料は主食で、活力剤はサプリメントのようなものと考えるとわかりやすいかもしれません。

 

肥料は植物の三大栄養素といわれる、窒素、リン酸、カリウムが多く含まれています。これに対して、活力剤には大きく分けて2つタイプがあります。一つは、三大栄養素を肥料よりもかなり薄くして含まれている他、植物の生育に必要な微量元素を含んでいるもの、もう一つは三大栄養素以外の微量元素及ビタミン、アミノ酸等を含んだものがあります。

 

バラの活力剤の与え方、バラ専用の活力剤があるので、それを使用した方がよいでしょう。使用方法は商品に記載のある方法で行うのが基本になりますが、鉢植えの場合で、土が乾いている時なら底から流れ出る位あげないと全体に染み渡りません。しかしちょっともったいない気がします。そこで、最初に水をいつものようにあげてから、規定量に薄めた活力剤を与えれば、流れ出るほど与えなくても全体にいきわたります。雨の後も同じです。

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バラの活力剤の時期について

活力剤を与える時期ですが、バラの成長期には、三大栄養素を多く必要とするので肥料と共に活力剤を与えて下さい。休眠にはいっている時期や、弱っている時期には活力剤のみにしておくといいでしょう。追肥に使う液肥と同時に与えても効果的です。

 

その他の使用方法としては、毎日のバラの状態によって与えて下さい。なんとなく葉に元気がない、葉脈が黄化や育成不良、花つきが悪い、あるいは葉が小さい時、葉の先端が萎れている時などが活性剤を与えるタイミングになります。

【まとめ】

活力剤はあくまで補助栄養素なので、バラが完全に弱った状態では効果は期待できません。少し弱っているな、位で効果を発揮します。完全に弱っているときは、土壌の改良などの処置が必要になる事もあります。バラの活力剤を与える際には、あまり過信しないことが大事です。