パンジーは寒さに強い花なので冬の花壇にはもってこいの花ですが、冬の季節ならではの育て方に特徴があるので覚えておくといいでしょう。
今回は、冬にしっかり対策をして元気なパンジーを楽しむための方法や、注意点がいくつかあるのでご紹介します。
冬の季節にパンジーを育てる方法
パンジーは寒さに強くて丈夫な花ですが、それでも生育はゆっくりになります。そのため、植えつけた後マルチングを行うと良いでしょう。
マルチングとは土を保護するための作業でバークチップや藁などを使います。またパンジーの霜よけ対策をしましょう。
移動可能な鉢植えは夜間は軒下に移動したり、地植えの場合は不織布などを上から優しくかけてあげるといいでしょう。
冬の季節のパンジーの水やりの注意点
冬場のパンジーの水やりは、気温が低いことから乾きにくく、過度な加湿に注意が必要です。冬場の水やりのポイントは毎日水をやらないことと、午前中に水やりをすることです。
夕方に行うと土に残った水が凍ることがあり根が傷みます。パンジーは土が乾いたらしかりと水を与えて下さい。また元気がなくなってきたと感じたら日光によく当てるようにしましょう。
冬の季節のパンジーの肥料について
パンジーは冬でも次々に花を咲かせますが、肥料が途切れると花が咲きにくくなります。秋から春にかけた冬の時期には肥料切れを起こさないようにしましょう。
肥料切れかどうかの見極めは、元気のいいパンジーの葉っぱは深い緑色をしているのに対し、肥料不足に陥った葉っぱは青黒くなっています。
黄緑色をしている場合も同じです。このまま放置しておくと、どんどん株が小さくなり、病気になりやすくなるのでしっかりと肥料を与えましょう。
肥料の与え方は1週間から10日ごとに1回、緩効性固形肥料を与えます。また、液体肥料も便利です。
まとめ
パンジーは初心者の方にもおすすめな育てやすい花ですが、冬場は水やりと肥料に注意しましょう。水やりは午前中に済ませ、肥料不足にならないために定期的に肥料を与えましょう。しっかりお世話をすれば春まで長い間パンジーを楽しめますよ。