次から次にきれいな色の花を咲かせるパンジーをお庭で栽培しているお家をよく見かけますね。

自分の家でも栽培したいけれどマンションなどでお庭がないといった場合、役に立つのが『鉢植え』での栽培ですよね。

今回はパンジーを鉢植えで栽培する際のコツをご紹介します!

パンジーの育て方・鉢は?

パンジー 育て方 鉢

パンジーの苗を鉢植えで育てる場合、園芸用品店で販売されている『草花用培養土』を使用しましょう。

土作りは栽培するためには最も重要な作業です、水はけの良い土がメインになるのですが、もし土作りからされる場合は、赤玉土5に対して腐葉土3さらにパーライト2の割合で混ぜ化成肥料を加えて1週間落ち着かせれば土は完成です。

鉢の底に軽石と土を入れて苗を中心に置きましょう、周りを土で埋めて固定します。

水やりは土の表面が乾燥したら鉢の底から流れるくらいの量の水をあげてください、冬場は気温が下がってからお水をあげると水が凍ってしまい根っこを傷つけてしまう可能性がありますので、午前中の太陽がある時間に水やりは行いましょう。

また肥料は基本的には追加は必要ありませんが秋から春の開花期に生育があまり良くないと感じたときに月に1度、暖効性肥料を入れて様子を見ましょう。

長く開花を楽しむために「切り戻し」を行います、伸びてしまった茎を倒れてしまう前に切り、栄養をしっかりと行き渡らせます。

最後に日当たりが良く若干乾燥気味の環境で栽培すると長い期間花を楽しむことができますので、鉢植えの場所もしっかり考慮してください。

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パンジーの種まき鉢植えで?

パンジーを種から栽培する場合、苗の時よりの少し早い時期に種まきは行います。

8月の中旬から9月の上旬までに終わらせてください、それを過ぎてからの種まきは開花が遅くなります、種の発芽の適正気温が20度くらいなので夏の終わりごろに種まきをすれば順調に発芽できます。

種まきから栽培する場合は、鉢への植え替えが必要となり、それまでは卵パックなど小分けになる容器に土を入れ種が重ならないように置いて種が見えるくらい薄く土を被せます。

霧吹きなどで土を湿らせ乾燥しないように日陰でしばらく様子を見ます。

発芽してきたら日当たりの良いところに移動させて葉っぱが3枚くらい出てきて根っこがいっぱいはってきたら鉢に植え替えましょう、あとは苗から鉢植え栽培をする手順で行います。

病害虫などにも比較的強いのがパンジーの特徴でもありますがアブラムシやナメクジが現れたら見つけ次第駆除することでパンジーを綺麗に咲かせることができます。

まとめ

今回はパンジーを苗から鉢植えする育て方と種まきから行う栽培方法のコツを見てきました。

パンジーは他の植物に比べると病害虫にやられ切ってしまう心配の少ないお花ですが、熱さには弱くまた湿気にも弱いお花です、その分冬の寒さには強く上手に育てれば長く開花時期を楽しむことが可能です、どちらのやり方で栽培してもきっと愛着の湧くパンジーの栽培ぜひ試してみてはいかがでしょうか?