「綺麗な花には棘がある」

そんなフレーズで有名な花、バラ。プロポーズのときには108本のバラの花束を送ればいい、なんていう話をよく聞きますが、そういう意味でも、非常に有名な花の一つでしょう。

また、植物の中で見るとかなり多くの園芸種があったりすることからも、かなり人とのつながりが濃い花の一つだろうということは間違いありません。

さて、そんなバラですが、日本での生産量はどれほどのものなのでしょうか。なんとなく、私は、ヨーロッパの方では広く生産されているイメージを持っていたのですが、あまり日本で生産しているところを見たことがないような気もします。

というわけで、今回はバラの日本での生産量サンキングを見ていきたいと思います。合わせて、世界のバラの生産量ランキングも見ていきましょう。

バラの生産量ランキング!日本編

バラ 生産 量 ランキング

平成28年の調査によると、日本のバラの生産量ランキングトップ3は、1愛知県 2静岡県 3山形県だそうです。

それぞれが47400千本、22300千本、18500千本の生産をしているということなので、日本全国の生産量が257200千本であるということを考えると、この三県だけでなんと約3割、つまり、単純計算で行くと花屋で売られている3本に1本を生産しているということになります。

そのなかでも、愛知県が2位の静岡県と二倍以上の差を話していることを考えると、かなり圧倒的な生産量を誇っていることがわかります。

というのも、愛知県は気候が温暖で、平野が多いため、バラの生産に適しているのです。山国である日本の中では、平地が多いというのはそれだけでアドバンテージになるようですね。

また、用水路などが整っていることなども、その生産量の多さの理由の一つだというふうに言われています。

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バラの生産量ランキング!世界編

気にある世界のバラ生産量ランキングですが、1位がエクアドル。2位はケニア、3位はコロンビアということで、なんとなく私が想像していたヨーロッパからはかけ離れたところで生産されているらしいということでした。

やはり、バラの生産には温暖な気候が欠かせないのだということがここからもわかりますね。

まとめ

日本では愛知がバラの生産量トップなんですね。しかも、二位に二倍以上の差をつけているというのはすごいことです。

しかし、それでも世界のランキングで見ればエクアドルなどには遠く及ばないようですね。やはり、日本の気候などを考えると、温暖な気候の国に比べるとやはり弱くなってしまうのでしょう。