育てるのに手間がかかったり、病気にかかりやすいと言われるバラを増やすのは難しいと考える方が多いようですが、実際にはバラを増やしていくのはそれほど難しくないようです。

バラを増やすための接ぎ木について、そのポイントを調べてみました。

バラを接ぎ木して増やす方法とは?

バラ 接ぎ木 方法

バラを増やしていく方法は、「挿し木」「接ぎ木)」「種まき」の3種類が主だとされているようです。

接ぎ木は園芸の経験がある方が、好んでやる増やし方だと言われていますが、初心者の方でもコツさえ押さえておけば難しくないと言えるでしょう。

接ぎ木とは、2個以上の植物を人工的に繋いで果樹等の育成期間を短縮して増やしていく方法のひとつとされています。

上部にする植物を穂木、下部の根っこの部分にする植物を台木と呼ぶようです。バラの接ぎ木は、この台木を探すことから始めると良いとされ、郊外の野山で自生しているノイバラと呼ばれるバラの一種が台木に適していると言われています。

ノイバラを見つけたら、まずは台木にするための準備を行います。ノイバラの根っこの部分を良く洗い、細めの根はカットすると良いようです。

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プランターなどに仮植えしたら、小指ぐらいの太さの枝を水平に切り落とし、次に内側から4分の1ぐらいのところに垂直に2センチ程度の切り込みを入れて台木の準備は完了とされています。

次に増やしたいバラの枝を斜めにカットして、台木の切れ込みに差し込んで接着部分を接ぎ木用のビニールテープなどで固定すれば良いようです。

接着後は、ある程度大きくなってから地植えすると良いとされてます。

バラの接ぎ木に適した時期とは?

バラの接ぎ木を行う時期は真冬の休眠時期が良いとされています。休眠時期に枝をカットしてもダメージが少ないとされているためのようです。

春を迎えて暖かくなると台木となるノイバラが休眠から目覚めてしまうため、初春ごろまでに接ぎ木を完了させておくほうが良いとされています。

まとめ

接ぎ木は台木のノイバラを見つければ簡単に出来るようです。ノイバラ自体は郊外の野山に自生しているため、種から育てるよりも自生しているノイバラを採取してくるほうが簡単だと言われています。