バラはドライフラワーに加工しておけば、生花よりも長く美しい姿を観賞できるようになるとされていますが、若干生花の時よりも、色合いが落ちてしまうとされています。
バラが黒くなってしまう原因や、その対策などを調べてみました。
ドライフラワーにしたバラが黒くなる原因とは?
バラをドライフラワーにする方法は幾つかあるとされ、主な方法としてはバラの花を逆さに吊るして自然乾燥させるハンギングという方法、少し大きめのタッパーなどに粉末タイプになっているシリカゲル(乾燥剤)を敷き詰め、バラの花の水分をシリカゲルに吸収させる方法があるようです。
バラの色素は水分によって守られているとされており、水分がなくなってしまうと同時に、バラの色素も徐々に減っていくため、黒ずんだような色に変わってしまうと言われています。
ドライフラワーのバラが黒くならない為の対策とは?
バラの水分が完全に抜けてしまえば、それ以上色素が壊れることはないと言われているため、すばやく乾燥させることで、色素が壊れて、全体が黒っぽくなってしまうことを防げるとされています。
自然乾燥であればなるべく風通しの良い場所を選んだり、シリカゲルの種類を強力なものにしたり、より密閉されたタッパーを使うなどの対策をすると良いでしょう。
また、ドライフラワーにするバラの種類を鮮やかな色にすることでも鮮やかな色合いを保てると言えるでしょう。
その他のすばやく乾燥させるためのポイントとは?
ドライフラワーにするバラは、花が開く直前の新鮮なものを利用すると、すばやく乾燥させることができて、仕上がりが綺麗になると言われています。
また、花びらの下にある「がく」には水分が大量に含まれているとされ、この「がく」に少し切れ目をいれて、水分が抜けやすい状態にしてあげることも、すばやく乾燥させるポイントだと言われています。
まとめ
ドライフラワーにしたバラは水分と同時に色素も抜けてしまうことがわかりました。すばやく乾燥させることが対策となるようなので、シリカゲルなどを利用すると良いと言えるでしょう。