アマリリスは暖かい場所を好み、日当たりの良いところでよく育ちます。しかし、直射日光には少し弱く、枯れてしまう事もあるようです。

今回はアマリリスの夏の育て方と枯れる時の対策について紹介します。

 

アマリリスの夏の時期の育て方

アマリリス 夏 枯れる

アマリリスは、原産地が南アメリカで、品種により多少の違いはありますが、熱帯地方の植物ですので、温暖な気候を好みます。春や秋は屋外の日当たりが良い場所において育成させるようにします。夏には、できるだけ半日蔭の所に置き、土の温度が上昇するのを防ぐようにしましょう。

アマリリスの球根の植え付けは通常3~4月の春先に行い、開花は春先の品種で5月~6月頃、秋咲き品で10月頃です。

夏場には、春先品種の場合、花が終わっていますので花がら摘みを行います。花がら摘みは一輪ずつ花の付け根のところから切ります。

この時に茎は切らないように注意して下さい。茎を切ってしまうと、樹液が出てしまい、アマリリスが弱くなってしまい、翌年花を咲かせることができなくなるかもしれません。全て咲き終わると、花茎も枯れてきますので、株元から切って下さい。

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花が終わっていても、水やりは続けて下さい。水やりは、ポットや鉢の場合、土が乾いたらあげるようにして下さい。夏場は土も乾燥しやすく、花が終わったからといって水をあげないと葉が生長できなくなります。ただし、アマリリスは乾燥気味の土を好むのであげすぎには注意して下さい。

アマリリスは日当たりのよいところを好み、風通しがよくないと病気になってしまいますが、日差しが強くても枯れてしまうことがあります。

アマリリスは、夏の西日には弱く、そのまま放置していると枯れてしまう事があります。地植えの場合は、植え付けの時にできるだけ西日の当たらない場所を選んでください。

鉢植えの場合は直射日光の当たらない場所へ移動させるのがよいでしょう。日よけ用のネットやよしずなども有効です。

 

まとめ

アマリリスは暖かい気候を好みますが、直射日光は苦手の様です。地植えの場合植え付け場所をできるだけ西日があたらない所を選んだ方が無難でしょう。また、翌年も花を楽しむために花後の手入れは重要です。楽しませてくれたアマリリスにお礼の気持ちで花後も手入れをしてあげて下さい。