クレマチスとは、日本にも原種が数多く存在する、つる植物です。たくさん花を咲かせるので、自宅のフェンスなどに巻き付けて広げるととてもはなやかな生垣ができますよ。
しかし、植物も生き物ですので、育てていると不調になることもあります。
この記事では、クレマチスの新芽が出ないときの原因と、対処法をご紹介いたします。
【クレマチスの新芽が出ない!】
クレマチスは、花の季節が終わっても、次の季節に向けて新芽ができて、きちんと来シーズンも花を咲かせます。しかし、新芽ができない場合もあり、次のシーズンに花が咲くのかどうか不安になってしまうこともあるかと思います。
クレマチスの新芽が出ない原因として考えられるのは、剪定が強すぎたのではないかということです。
クレマチスは冬を越えて春になると、あちこちに花芽をつけて咲いてくれます。しかし、剪定するときに強く剪定しすぎると、花芽が出来る部分まで切ってしまい、次のシーズンに芽がつかなくなる恐れがあります。
クレマチスを剪定するときは、樹形をととのえる程度にとどめ、必要以上に切らないようにするとよいでしょう。
どうしても強めに剪定したい場合は、花が終わった直後が最適です。4~5月ごろに花を終えたクレマチスを剪定してあげましょう。枯れた花はこまめに摘み取り、花がおわったつるから剪定していきましょう。
もし、花芽がつかないつるができてしまっても、次の季節まで待てば花が再びつきはじめるので、あきらめないでください。
また、クレマチスはたくさん肥料を食べる植物ですが、真夏の気温が高すぎる時期などは夏バテ状態となり、上手に肥料を摂取できません。そのため、この時期に肥料をあげすぎてしまうと、逆に元気がなくなってしまう原因となりますので注意しましょう。
また、冬の時期も、寒さで成長がゆっくりになっている時期ですので、肥料を与えるのは控えましょう。
元気に生長する時期にたっぷり肥料を与えるのが、正しい肥料の与え方です。ただし、量は守りましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はクレマチスの新芽が出ないときの原因や対策についてご紹介いたしました。クレマチスはつるが良く伸びる植物ですが、剪定のしすぎには注意しましょう。