アマリリスといえば、小学生の頃、音楽の時間にリコーダーなどで演奏した曲、ではなく、赤やピンクなどのユリに似た大きな花弁が特徴の球根花で人気ですね。
お庭や家の中で咲かせると、一つ花が咲いただけでもとても華やかになり、お好きな方が多いでしょう。
そのアマリリスを綺麗に咲かせるために良い肥料について、まとめました。
アマリリスを育てるのによい肥料と種類
アマリリスは、水はけが良く、保水性のある土を好み、風通しと日当たりの良いところで育てましょう。
夏は直射日光を避け半日陰、冬は5度以下にならない場所で休眠させます。
肥料は、育成段階に合わせて、種類を変えていきます。
1.土作り
まずは、アマリリスを植える土に肥料をまぜていきます。
赤玉土か、鹿沼土にバーク堆肥、腐葉土、石灰をまぜたものを使用します。
バーク堆肥は発酵したものを使用してください。
球根を植える少し前に混ぜ合わせて水を入れて発酵を進めるのも良いでしょう。
2.下準備
1で作成した土に緩行性化成肥料をあらかじめ混ぜておきましょう。
3.植え付け
まず、球根を植える前に水を含ませておきます。
それから、アマリリスの球根を、土から頭を出した状態で植え付けます。
時期は、アマリリスは寒さに弱いので、遅霜の心配がなくなった頃に植え付けましょう。
4.水遣り
アマリリスを植えてしばらくは、水を与えないで下さい。葉が伸び始めたら球根に水がかからないように注意しながら、水をやります。
また、遣り過ぎは良くありませんので、土が乾いてきたら水を遣るようにしましょう。
元肥として、葉が伸び始めたら、マグアンプKを与えます
5.開花
花が咲いてきたら、液肥を与えます。
花が枯れたら花を花茎から切り落としましょう。
6.花が終わったら
花が終わったと同時に、葉の育成に力を入れます。リン酸やカリなどの多い液肥を月に2.3回追肥しましょう。
7.休眠
10月ごろから水を徐々に減らして11月には休眠に入ります。
休眠後は水を一切やらないで下さい。
アマリリスの肥料について。おすすめ
アマリリスに良い肥料を紹介します。
・元肥 緩行性化成肥料 マグアンプK
ゆっくりと溶け出す肥料ですので、はじめに土に混ぜておきます。また、葉の伸びはじめにも少し追加してやりますと、花が元気に咲きます。
・追肥 液体肥料ハイポネックスを1000倍に薄めて、週に1回、水遣りの水に合わせて遣ると良いでしょう
・防虫肥料 ブルースカイ粒剤
アブラ虫やダニによる病気にかかりやすいので、防虫してあげましょう。
・リン系肥料 葉を生育させるのに良い肥料です。
骨粉が安くておすすめです。
まとめ
いかがですか?
アマリリスを楽しむためには、適切な時期に適切な肥料を与えることが重要です。
アマリリスは多年草ですので、丁寧に育てれば永く楽しませてくれますので、ポイントを押さえて上手に世話をしてやって下さい。
綺麗な花を咲かせて答えてくれる事でしょう。