良い球根を選ぶことが、良いユリの花が咲くことに繋がります。これは、ユリの種類すべてに共通するといって良いでしょう。ユリの球根は種苗会社や園芸店、大型のホームセンターなどで購入することができ、各社が提供している通信販売の利用も便利な購入手段です。

それでは、ユリの根根の上手な選び方のポイントはどのようなものでしょう。球根の見た目や大きさは関係するのでしょうか。

ユリ 球根 大きさ

【ユリの球根の選び方のポイント】

店頭にあるユリの球根を実際に手に取り実物を確認できることが、園芸店やホームセンターなど実店舗の利点といえるでしょう。たくさんのユリの球根から好きな種類、質の良いものを選択できるわけですからね。

 

百合の球根の上手な選び方のポイントとして、球根が大きく鱗片に隙間がなく締まっているもの、表面にキズやカビ、しおれなどがない球根を選びましょう。見た目よりも重さがある球根を選ぶことも選び方の目安となるポイントです。

 

実物を手にすることができない通信販売の利用に不安を持つ方もいるでしょう。しかしながら、ユリの球根をはじめ商品を取り扱う店舗は、購入者の評価をとても重要視しています。そのため、球根の品質や管理は徹底している取扱店が多くを占めているのです。

 

そのなかでも、購入者からの高評価を得ている店舗を選択することが、通信販売における選び方のポイントといえるでしょう。

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【ユリの開花数と球根の大きさの関係】

ユリの球根の大きさと花数には関係性があり、大きさのある球根ほど多くの花数をつける傾向です。エゾスカシユリやヒメユリ、オニユリなどの小球性の球根では、12~14センチメートル球で5~8輪、14~16センチメートル球で8~10輪。大球性のカサブランカ種などでは、12~14センチメートル球で2~3輪、14~16センチメートル球で3~5輪、18~20センチメートル球で5~7輪の花が咲くことが知られています。

 

「お礼肥」という言葉をご存知でしょうか。これは、花を咲かせた後の植物に肥料を与えることを指します。お礼肥をすることで消耗した球根に栄養を与えることで、球根の大きさを回復させる働きがあります。これは、球根の大きさを維持するためにも、育てるうえで大切なポイントといえるでしょう。

【まとめ】

ここまで、ユリの球根の選び方や大きさについてみてきました。球根の上手な選び方や大きさとの関係性を知ることは、きれいなユリの開花へと結びつきます。ここでお伝えした球根の選び方の基本、ぜひ参考にしてみてください。