ポインセチアを来年も楽しみたいなら、植え替えが必要になります。
クリスマスまでは赤い葉をつけているポインセチアですが、年明けして寒さも厳しさを増すと落葉し始め、見た目も寂しくなってしまいますよね。
そこで植え替えです!!
根詰まりや枯れの原因を解消して株が元気を取り戻すことにも繋がります。
今回はポインセチアの植え替え方法と、植え替えに欠かせない土についてご紹介したいと思います。
植え替え作業で気を付けたい点、植え替え後の注意点もまとめておきました!!
ポインセチアの植え替え方法で気を付けたい点は?
まず、植え替えをするタイミングです。
植え替えは1~2年毎に一度行いましょう。
鉢の中で根がいっぱいになっているならば、植え替えの合図と考えてくださいね。
根詰まりすると、水切れや株の生育も悪くなり、葉が枯れてしまいます。
次に植え替えの時期ですが、4~5月が適期と言われています。
生育期に入るこの時期に植え替えることで、株の根の疲労を防ぐことができますよ。
この時期を外しての植え替えは、かえって株の生長を妨げ枯れる原因にもなりますので注意が必要です。
植え替えの方法は、まずポインセチアを鉢から抜いて株の古くなった根と土を1/3程度取り除きます。
この時、根幹を傷つけないように気を付けましょう。
その後、一回り大きな鉢に植え替えますが、深植えをせず古い土と同じ高さになるように植えます。
もし、これ以上鉢を大きくしたくない場合は、半分ほど古い土と根を落としてから同じ大きさの鉢に植えてください。
毎年か2年毎の植え替えが面倒だからといって、一気にふた回り大きな鉢に植え替えると、冬場に水が残りやすくなり管理が難しくなり失敗の元になります。
植え替え後は肥料が必須ですよ。
植え替えは、植物にとってはかなりの負担ですから、肥料を与えてあげないと弱い株は枯れてしまうことも。
せっかく株を元気にするために植え替えを行っても、肥料を与えなければ意味がありません。
そして、ポインセチアの植え替えと並んで欠かせない作業が“剪定”です。
ポインセチアの剪定は、2~3節程度残して切り落としてください。
この剪定を行うことで、株が小さくなり植え替えがしやすくなりますよ。
植え替えを予定している場合は、必ず剪定をしてから植え替えをしましょう。
ポインセチアを植え替える時に使う土は?
ポインセチアの植え替えは、一般の草花用培養土が手軽で簡単です。
しかし、一般の草花用培養土の配合は、赤玉土(小~中粒)7:腐葉土3で、あまり水はけが良くないため、室内で管理することの多いポインセチアに使うと臭いがします。
市販の土を使うなら、腐葉土を少なめにしている観葉植物の専用土が便利で安上がりですね。
自分でオリジナルにブレンドして作りたい方は、赤玉土(小粒)6:腐葉土2:ピートモス2で配合したものに、リン酸分が多めの緩効性の化成肥料(N-P-K 6-40-15)を鉢の大きさに合わせて適量加えると、ポインセチアの生育に効果的ですよ。
まとめ
ポインセチアの植え替えは、タイミングと時期が大切です。
それから植え替えと剪定は、一緒に行う作業と思ってくださいね。
ポインセチア用の培養土も、自分で配合できれば尚更良いです。
手間のかかる作業ですが、次のクリスマスに綺麗なポインセチアを見るためと思って、楽しみながら作業できたら良いですね!!