最近では品種改良などによって1年中様々なお花を楽しむことができます。女性が憧れる花と言えばバラですが、このバラにも咲く時期による分類と言うのが存在します。
1年に1度春のみに咲く『一季咲き』、数は少なくとも夏や秋にも咲く『返り咲き』、一年中咲くと言われている『四季咲き』などがその分類です。
今回はその中でも重宝されるとして慕われる『四季咲き』のバラの上手な育て方について調べて行きたいと思います。
バラ・四季咲きの育て方とは?
四季咲きは通年を通して花を咲かせることができる分類のバラの事を言います。
しかし通年花を咲かせるには少々コツがいるようで、本来であればバラは真夏には株自体が弱るため花が咲かないように肥料を控えて休ませたり、真冬には葉っぱを摘んで休眠期を与えるのですがこれらの手入れをしなければ、四季咲きのバラは通年花を咲かせることができるのです。
とはいえ、何にもしなくても良いと言うわけではありませんのであしからず、さらなるコツを見ていきましょう。
まずは花が咲いた後の花摘みの時期を見誤らないことです、花の中央の花芯が黄色や茶色に変色してきたらそれが積み頃で、四季咲きの場合は次のつぼみにエネルギーを集中させる必要があるので早め早めに花摘みを行います。
そしてつぼみが少なくなってきたら通常の肥料に加え追肥を行います、その際にはしっかりとバラ用の肥料を使用しましょう。
しかしやはり夏は人間同様夏バテ状態になるバラ、本来は追肥はしないほうが無駄なエネルギーを使わなくて済みますし、つぼみは摘むほうがその後の花の生長を促すことにはなります、ですが夏はもともと花数は少ないので咲いてももちろん問題はありませんよ。
水やりは春には1日1回・夏は1日2回・秋には1日1回・寒くなる冬は2~3日に1回と加減します、真冬はカラカラにならない限りお水は控えます。
さらに真冬は気温が下がるので、四季咲きのバラも花が咲きません、15度の一定温度に温度管理ができる室内で育てれば冬でも花を咲かせてくれます。
まとめ
今回は四季咲きのバラの育て方について見てきました。
一般的なバラの育て方とは異なり、次の花のためにエネルギーを使えるように花を摘んだり、肥料を与えたり、花が咲かない休眠期の真冬でも気温を管理すれば通年花を咲かせることができる四季咲きのバラを是非試してみてはいかがでしょうか?