大切に育てている植物の調子が悪いと不安ですよね。この記事では、ハイビスカスのつぼみが咲かずに落ちてしまう原因について調べたことをまとめました。
ハイビスカスの蕾が落ちる原因や対策は?
鉢植えのハイビスカスの蕾が、咲く前にぽろっと落ちてしまう原因には、主に、鉢の根詰まりや日照不足、水切れ、水の与えすぎなどがあります。
それぞれについて見ていきましょう。
まずは根詰まりについてです。
一般的に、園芸店やホームセンターのガーデニングコーナーなどで売られている鉢植えのハイビスカスは、鉢が小さく、店頭に並べられているうちに根が伸び、鉢の中で窮屈な状態になっていることが多いと言われています。
そうなると、根が詰まりすぎて栄養を吸い上げる効率が悪くなり、生育に必要な養分や水分を十分に吸収できなくなってハイビスカスが上手く咲いてくれない原因となってしまうようです。
続いて、日照不足と置き場所についてです。
ハイビスカスは、もともと亜熱帯性の気候条件のもとで育つ植物です。似た環境であれば元気に育ち、次々と花を咲かせてくれます。やや乾燥した陽当たりの良い環境を好み、充分な日照があるときちんと蕾がつきます。
せっかくできたハイビスカスの蕾が落ちてしまうようなら、ハイビスカスを置いている場所や、その場所の日当たりをもういちど見直して、できるだけ陽当たりの良い場所に置いてあげるなど対策をしましょう。
水切れ・水のやりすぎにも注意が必要です。
ハイビスカスは、陽当たりと風通しの良い環境に加えて、水はけの良い土を好みます。
そのため、鉢の土が古くなってしまい水はけが悪くなると根腐れを起こすことがあります。根が腐ってしまうと、根が充分な栄養を吸い上げてくれなくなり、葉や蕾が落ちたりといったことが起こると言われています。
必要以上の水を与えたり、ほんとうに必要なときに与えなかったりすると、水のやりすぎ、または水不足となるわけです。
まとめ
いかがでしたか?今回はハイビスカスの蕾が落ちる原因についていくつかご紹介いたしました。せっかくついた蕾、咲かせてあげられるよう、ハイビスカスの環境を見直してみてくださいね。