太陽の方向へ向くイメージのあるひまわりですが、夜のひまわりは、いったいどんな状態なのでしょうか?花は咲いているのでしょうか、しぼんでいるのでしょうか?夜のひまわりについてお伝えします。

ひまわり 夜 咲く

ひまわりは夜に咲いている!?

ひまわりの花は太陽を追いかけるという説があります。実際、成長中のひまわりには光屈性があります。発芽から蕾ができるまでの成長期の間に限り、日光を浴びようとする力が働きます。この日光を浴びようとする力が光屈性です。光屈性に作用しているのがオーキシンと呼ばれる物質です。オーキシンはひまわりの成長ホルモンです。ひまわりの花が咲くと、その成長は止まり、オーキシンの働きもとまります。そのため、成長したひまわりは、常時、東を向いているのです。

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成長中のひまわりは、日中は光屈性により太陽の方を向き、夜の間に東へ向きます。開花後のひまわりは、東に向いたままとなります。東に向くのは、朝日を受けることによって、花に付着した夜露を乾かすためだという説がありますが、詳しいことはまだよく分かってないようです。

夜のひまわりは、少し元気がなく下向き加減であるものの、咲いたままのようです。一般的に花は、朝顔のように、朝日を浴びて咲くというイメージが強いですが、いったん開花したひまわりは東向きを保ったまま、夜も咲いたままとなります。

まとめ

インターネットを検索すると、夜に咲くひまわりの画像がたくさん出てきます。太陽と昼を連想させるひまわりですが、夜に咲くひまわりというのもなかなか素敵なものです。ひまわりの新たな一面が見られます。夜も一斉に東を向いて咲くひまわり、迫力があります。昼間咲いているひまわりも、ビタミンカラーで私たちに気力を与えてくれますが、夜の静かなひまわりを観察するのも、心癒やされるひとときとなるのではないでしょうか。

夜に咲く花って神秘的なイメージがありますよね!この夏は、夜のひまわりを是非観賞なさってください。