いつもはニチニチソウという名前で親しまれていますが、日々花、ビンカ、ソノヒグサという呼び名もあります。他には長春花(チョウシュンカ)と呼ばれることもあります。これらの名前にはどんな由来はあるのでしょうか。

ニチニチソウ 名前 由来 英語 発音

ニチニチソウの名前の由来は?

もっとも親しまれている名前は「ニチニチソウ」で、毎日、次々と新しい花を咲かせることが由来となって、この名前がついたと言われています。以前は、同じ意味合いで「日々花」と呼ぶことも多かったようですが、最近では「ニチニチソウ」と呼ぶことが多いようです。(もちろん日々花と呼ぶ人もいます)「ソノヒグサ」と言う名前も同じ意味合いのようです。

ビンカはツルニチニチソウの学名です。似てはいますがツルニチニチソウとニチニチソウは別の植物です。以前はツルニチニチソウと同じビンカ属に分類されていたこともあって、今でも「ビンカニチニチソウ」と呼ばれることもありますが、今ではニチニチソウは、ニチニチソウ属に分類されています。

「チョウシュンカ(長春花)」と呼ばれることもあります。ニチニチソウにはビンカアルカロイドという薬効のある成分が含まれていているので、薬名として使われる事もあります。

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ニチニチソウの英語の発音は?

ニチニチソウはニチニチソウ属に分類され、学名はCatharanthus roseusです。

英語では「Madagascar periwinkle:マダガスカル ペリウィンクル」発音は「マァダァガァスカァ(ル) ペェリィウィン(グ)クル」
「Rosy periwinkle:ロージー ペリウィンクル」発音は「ロォゥズィ ペェリィウィン(グ)クル」と呼ばれています。
英語名のどちらにも使われているperiwinkleは、ツルニチニチソウの名前からきているようです。

※カタカナ表記の発音は目安です。正確な発音とは少し相違があります。

まとめ

ニチニチソウの呼び名は日々花、ソノヒグサ、ビンカ、チョウシュンカ、英語名など色々ありますが、個人的にはチョウシュンカ(長春花)が好きですが、みなさんはどの呼び名がお好みでしょうか。
蛇足ですが、沖縄県ではニチニチソウのことをカジマヤーグヮーと呼ぶようです。カジマヤー(風車)、グヮー(小さい)、ニチニチソウの花が小さな風車のように見えたのかもしれません。