2006年に日本で作られたバラ「しのぶれど」
和風の名前の由来や花言葉をご紹介します。
日本のバラ、しのぶれどの名前の由来
日本で作られたバラというだけあって和風の名前がつけられている「しのぶれど」
名前の由来は平兼盛の「しのぶれど 色に出でけり わが恋は ものやおもふと ひとのとふまで」という和歌から名前が付けられました。
人目につかないように身を隠しても内側からあふれ出してしまう恋心のように、美しさがあふれ出してしまうというような意味が込められています。
しのぶれどのは淡い藤紫色の上品な花色。バラの美しさの中に和の雰囲気を持っています。
丸くカップのような形の中に芯が巻いている抱え咲きの花形。
ダマスク・モダンとティーの良い香り。
確かに人の心をつかむ美しさで満ち溢れています。
しのぶれどの魅力は見た目の愛らしさだけではありません。
日本の心である奥ゆかしさを持っているのか、育てやすい品種なんです。
病耐性があり、棘は少な目、支柱がなくても自立できる樹形なので鉢植えにも庭植えにも適しております。
さらに四季咲なので個体によっては冬にも花を楽しめます。
藤紫色のバラ、しのぶれどの花言葉。由来の和歌は関係がある？
「しのぶれど」の品種事体の花言葉は無いようですが、品種の名前から恋を連想することができますね。
しのぶれどは紫色のバラにカテゴリされます。
バラは色によって花言葉が違います。
紫色のバラの花言葉は「誇り」「気品」「尊敬」「エレガント」「上品」
和にも洋の雰囲気にも合う上品で気品を感じさせる色合い、花首が強く上向きに咲く特徴が誇りや気高さを感じさせてくれます。
しのぶれどにぴったりな花言葉が多いですね。
「尊敬」という言葉が入っていることから異性に送るだけでなく、仕事関係で尊敬する方に送っても喜ばれると思います。
バラは本数によっても花言葉が違ってきます。
1本「あなたしかいない」という一途な気持ち。
2本「この世界は2人だけ」という甘い気持ち。
3本「愛しています」というストレートな愛の告白。
4本「永遠に愛の気持ちは変わらない」という誓いの言葉
5本「あなたに出会えて本当に良かった」という感謝の言葉。
愛の告白が多いですが、プレゼントの際には本数も考えて送ってみるのも気持ちがこもっていていいかもしれません。
【まとめ】
名前の印象と色合いから和風な雰囲気を感じますが、上品な色合いなので洋風の庭にも合います。
花束に添えると目を引きそうな素敵なバラです。
