南アフリカ原産のガザニアは大正時代に日本に入り、日本でも多くの品種が改良されています。色がきれいで種類が多く、春から秋まで私達を楽しませてくれます。
暑さと乾燥に強いため夏の日差しにも耐えられますが、湿気に弱いので梅雨に手入れをしないと枯れてしまいます。冬の寒さにも弱いのですが、冬越しよりも梅雨を乗り越える方が難しいかも知れません。
ここではガザニアがなぜこういう名前になったのか、由来を紹介します。また英語の読み方やスペルなども一緒にご紹介します。
【ガザニアの名前の由来って何?英語の名前はどういうの?】
ガザニアという名前は、ギリシャ人の翻訳家「ガザ」から付けられました。この人物は古典書物をラテン語に翻訳するのが主な仕事で、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの文献も翻訳しました。
ガザニアは英語では「Gazania」と書きます。英語で読むときは「za」の部分にアクセントが付きます。
・「Ga」・・・口大きく開いてハッキリ「ガ」といわず、口は小さく開き曖昧なかんじで発生します。
・「za」・・・ここにアクセントをとり、「ザ」ではなく「ゼィ」と読みます。
・「nia」・・・「ニア」ではなく「ニァ」となあり、最後の「ア」は「ィ」の口のまま短く弱くします。
これが全部つながって「ガゼィニァ」となります。
英語の名前はガザニアのほかにもう一つあり、「Treasure flower」です。宝の花とは、立派な名前ですね。和名の「勲章菊」もそうですが、ガザニアは格式高いお花なのかも知れません。
【まとめ】
ガザレアに関する様々な名前と、ガザレアの名前の由来を紹介しました。
ガザレアの由来はギリシャの立派な翻訳家の名前が由来となり、英語の名前でも宝の花と付けられています。そして和名でもガザニアが勲章に似ている形をしていることから、勲章菊と名づけられました。
どの名前や由来を見ても、ガザニアの格式の高さを感じます。誰かのお祝いにプレゼントするにも、引けを取らないお花です。