ダリアは大輪咲きともなると、花の直径が24cm以上にもなるそうです。それだけ多くのダリアを育てるのに何か特別な方法はあるのでしょうか。
今回は大輪咲きのダリアの育て方について見ていきたいと思います。
ダリア 大輪 育て方
ダリアには鉢植えの方法と庭植えの方法がありますが、庭植えの方がダリアに優しい環境であると言われています。ダリアを植えるのは、4月頃の少し暖かくなってからが好ましいと言われています。ダリアは日が当たる風通しの良い場所が好きなので、そう言った時期と場所に植えてあげましょう。大輪咲きを育てる場合は、株の間を60cm以上にしてあげると育てるときに少し楽です。このタイミングで支柱を立ててあげましょう。
一ヶ月ほどすると芽が出てくるかと思います。このタイミングで少し間引きをしてあげます。元気そうなのは残して、少し細いのを間引きしてあげます。30cmほどの大きさになった時点で、支柱と絡まるようにつけてあげましょう。液体追肥もしてあげると初夏の暑さでも元気に育ってくれます。
一番花が咲くときに、少し摘芯をしてあげます。このやり方が大輪と中輪、小輪の違いを生みます。摘芯するときに大輪の場合は、6節ほど伸びたら下の2節分の花と茎を残して、上の茎や葉っぱは摘んでしまいます。こうすることで、花にだけ十分な栄養が行き渡り、大きな花を咲かせてくれます。摘芯をする場合は早めに摘んであげることが大輪を咲かせる上で必要になってきます。
花が咲いている夏場は、液体個体とも追肥を忘れずしてあげてください。水やりはもちろんのこと、追肥も大きな花を咲かせる上で大事なプロセスです。
ダリアにはアブラムシもつきやすいので、虫除けの薬を少し塗ってあげるなりして予防はしましょう。他にも白くなってしまううどん粉病にもかかりやすいので注意が必要です。花が終わって枯れた後は、茎部分を切って盛り土をすることで翌年も楽しむことができます。
まとめ
今回は大輪咲きのダリアの育て方についてでしたがいかがだったでしょうか。中輪咲きと小輪咲きとの違いとして、なるべく間引きと摘芯を早くしてあげることが一輪の花に十分な栄養を行き渡らせてあげる方法のようです。
液体肥料と固形の肥料も考えてあげなくてはならないので少し手間はかかりますが、その分綺麗な花を後から見せてくれるので興味がある人は球根を買って育ててみるのも良いかもしれません。