コスモスを育てるにあたって、基礎となる土づくりですが、なんでも良いわけではないです。
どういった土が適しているのでしょうか。
今回は、土について紹介します。
コスモスの土は酸性?
土の種類は、酸性・中性・アルカリ性の3種類あります。
結論から言うと、コスモスは弱酸性が向いています。日本の土壌も大体が弱酸性です。
酸性が強すぎてしまうと、コスモスが欠乏症(栄養がしっかりとれない)になることがあります。
とは言っても、コスモスは生命力が強いのでどんな土でも育つとも言われています。
コスモスの土の割合は?
土壌を適した状態にするためには、苦土石灰や消石灰というのを混ぜます。
苦土石灰は、1平方メートル200~300g、消石灰は、100~200gほど混ぜます。(鉢植えなどで育てる時は、10ℓあたり10~20gです。)
注意が必要なのは、苦土石灰をはじめ、肥料など入れすぎない事です。割合的には9対1くらいだと思ってください。
また、市販の植物専用の培養土を使う時は、基本的にはそのままで大丈夫です。説明書きに「調整済」など書いてあるかを確認しましょう。
コスモスの土とphの関係性について
phとは、ピーエイチペーパーと呼ばれ、酸性度の数値を表すものです。
ph5~6くらいが弱酸性を示しています。
一般的な植物は、Phが高すぎると土の中がアンモニアガスでいっぱいになってしまって、上手く育たないです。
自分の作った土又は植えたいと思っているところの土を簡易Ph試験紙というものを利用すれば、Phを測定する事もできます。
まとめ
いかがでしたか?
Phなど、よく天気予報で「Ph」とは聞きますが、普段使わない言葉で難しく考えてしまいますよね。
ですが、少なからず私たちもPhの数値で体調が前後します。
コスモスなども同じことが言えるのでしょう。
最初は難しいと思いますので、不安な方は、専門の方からアドバイスをもらいながらしたり、ホームセンターなどで調整済みの専用培養土を使う事から始めたらよいかもしれません。
慣れてきてから、土作りをするとより植物を育てるのが楽しくなるものだと私は思いました。