紫陽花の花の色は一般的にその土壌のPHで決まると言われています。そのため、紫陽花を育てるには用土を作るのは非常に重要なポントを占めることになってきます。ここでは紫陽花の土の作り方とその配合を調べていきましょう。
紫陽花の土の作り方は?
紫陽花の土壌の用土が酸性なら青、アルカリ性なら赤に変わるといわれます。基本、日本の土壌や水にはアルミニウムが豊富に含まれています。日本は雨が多いので基本、酸性土壌なんです。自然下では、一般には青色となります。でも、石灰などをまくと人工的にアルカリ土壌にして赤くすることができるのです。ここでは、青色と赤色の紫陽花の土の用意の方法を挙げます。
・紫陽花の赤を酸性の土壌に植えると青色系の紫に
・紫陽花の青をアルカリ性の土壌に植えれば赤みに強い紫に
なるので、こうやって品種改良をすすめた種類もあります。
アジサイの土の配合はどの位?
・青に準備する場合
酸性無調整ピートモス:バーミキュライトを4,4,2で配合し、肥料はリン酸を含まない物である完熟油かすがよく発酵油かすはリン酸多いので使わないでください。
重要な事は水をほぼ継続してあげることです。4,5月に硫酸アルミニウムを500~1000倍に薄めたものを20日おきに2.3回あげるのがいい影響を与えます。
・赤に準備する場合
赤の紫陽花を咲かせるには土壌をアルカリ性にします。アルカリ性が強いと紫陽花の根をだめにするので注意が必要です。アジサイは弱酸性の水はけのいい土に適していて、日本は酸性土壌なので鉢植えでない場合は要注意です。赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを4,4,2で配合します。4,5月に苦土石灰をまくといいです。
肥料もそれに合わせて配合します。
まとめ
紫陽花の土の作り方について、配合によって色が変わるということは確かにそうなんです。紫陽花はその土壌によって花の色が変化します。元来、日本の土壌は弱酸性で水はけのいい土壌に紫陽花は育ちやすいので、やや青色がかった色になります。あじさいの用土の作り方等々は具体的に前述したとおりですが、ポイントとしては
・紫陽花の赤を酸性の土壌に植えると青色系の紫に
・紫陽花の青をアルカリ性の土壌に植えれば赤みに強い紫になるという事です。