楕円形の葉が可愛らしいホンコン・カポックという観葉植物をご存知ですか。
葉は光沢のある濃い緑色です。白や黄色の斑が入っている種類もあります。
また、このホンコン・カポックは観葉植物の中でも特に丈夫だと言われているので初めて観葉植物を育てる方でも挑戦し易いのではないでしょうか。
さらに、挿し木で増やすこともできるのです。
それでは挿し木の方法や育て方のコツについてご紹介します。
ホンコン・カポックを挿し木で増やす方法と育て方のコツ
剪定した時などに切り落とした枝を利用して挿し木をすることができます。
枝先を斜めに切り土にしっかりと挿して固定します。
土は川砂など粒が細かくて肥料が入っていない土を使うことがポイントです。
挿し木をした鉢は明るい日陰に置き、発根までの約1か月間は土を乾燥させないようにこまめに水やりをします。
根が張ってくると新芽も伸びてくるので、その後は赤玉土に腐葉土を混ぜた土などに移して育てます。
ホンコン・カポックは茎が柔らかいため成長して大きくなると自分の重みで倒れてきます。
真っ直ぐきれいに育てるには支柱を立てて剪定を行うことがコツの1つです。
また、ホンコン・カポックは耐陰性がある丈夫な種類ですが日なたを好みます。
耐寒性もあり0度まで耐えられると言われていますが冬は室内で育てる方が安心です。
水は土が乾いたらたっぷり与えます。
乾燥にも強いのですが乾き過ぎると落葉の原因になるので気を付けてください。
冬はほとんど生長しないので乾燥気味に管理します。
土が乾いてから2~3日後にたっぷりと水やりをします。
肥料は市販されている観葉植物の肥料を与えます。
あまり大きくしたくない場合は肥料を少なめにすると生長が緩やかになります。
ホンコン・カポックを育てる際の土は水はけのよい土であることが大切です。市販の観葉植物の土を利用すると便利です。
【まとめ】
ホンコン・カポックという名前ですが原産地は台湾や中国南部です。
観葉植物の中でも特に丈夫な種類ですが冬は室内で育てる方が安心です。
挿し木にする場合は肥料の入っていない川砂などの土を使用します。
枝をしっかりと挿したら挿し木の鉢は明るい日陰に置きます。
根が出るまでの約1か月は水を切らさないようにします。
いつも以上に頻繁に水やりをすることがポイントです。