スズランとは、スズラン亜科スズラン属に属する多年草の一種で、君影草・谷間の姫百合との別名もあります。「ラン」と名前に入っていますが、蘭の種類とは関係ありません。今回はスズランに見た目が似ている植物の見分け方を調べていきます。

その比較する植物とは、「スノーフレーク」と「スノードロップ」という花です。両方ともスズランとは全くの別の花ですが、見た目が似ていて見分けが難しいとされています。その簡単に見分けられる方法を調べて書いていきます。

 

「スノーフレーク」とスズランの違い

スノーフレーク スズラン 違い

「スノーフレーク」とは、別名・大待雪草や鈴蘭水仙と呼ばれているオーストラリアやハンガリーに自生するヒガンバナ科の球根植物です。球根には毒を持っています。見た目が繊細な割に丈夫な植物で、スイセンのような繊細な葉っぱにスズランのような花を咲かせます。そのためスズランスイセンという別名の由来にもなっています。

スズランと似ていますが、スノーフレークには花の縁には緑色の模様が入っていますので、その特徴が見分ける対象となります。

 

スポンサードリンク

「スノードロップ」とスズランの違い

「スノードロップ」とは、別名・待雪草とも呼ばれているヒガンバナ科の球根植物です。こちらもスズランともスノーフレークとも似ていますが、全く違う花です。スノードロップは釣り鐘型の白い花をうつむくように下に咲かせる特徴がありますので、このような見た目で区別をつけています。

 

まとめ

同じヒガンバナ科のスノーフレークとスノードロップですが、見た目がスズランにも似ているので見分けが難しい植物です。見分けるには、釣り鐘型の白い花がうつむいていたらスノードロップ、花びらの先端にある縁に緑色の模様が入っていればスノーフレーク、それらの特徴がはいっていなければスズランとして見分けられます。

あとスズランはスズラン科なので、ヒガンバナ科の植物とは全くの別物で、種や球根なども異なってくるので、花以外では似ていません。全く別のものから似たような植物として花を付けていますが、よく観察すればそれぞれの特徴が見えてきますので、見分けることは難しくありません。それぞれの花を観察しましょう。