オキザリスの数ある品種の中の1つであるアデノフィラは
可愛らしいライラックピンクの花をたくさん咲かせてくれる花です。
とても強健で、植え放しでも良く花を咲かせてくれる品種です。
今回は、そんな葉の形も可愛くキレイな花を咲かせてくれる
アデノフィラの育て方をご紹介します。
アデノフィラの育て方
アデノフィラはカタバミ科の耐寒性球根植物です。
開花時期は4月~5月ごろですが、開花するととてもキレイで可愛らしい花を
たくさん咲かせてくれます。
植え付け適正期は秋または春頃が良いと言われています。
とても強健な品種の為、やせた土でも良く育ってくれます。
植え場所は、日の当たる場所で良く耕した土に科学肥料などを混ぜ、
球根の高さの3倍ほどの深さに植えます。
一定期間低温に当たることで開花する花なので、鉢植えでも冬は戸外の寒い
場所で管理しましょう。
また、水切れすると花を咲かせなくなってしまうので
冬でもたっぷりと水をあげましょう。
鉢に植ええる場合、オキザリスの品種によって鉢の大きさが変わります。
アデノフィラは十分に肥培して水をあげると大型になりますが
肥培しない場合は中型にもなります。
中型の場合、鉢サイズは直径12㎝の鉢を使用します。
植える球根数は3~4球ほど、植える深さは2㎝です。
大型の場合、鉢のサイズは直径12㎝の鉢を使用し株が大きくなってきたら
一回り大きい鉢に植え替えをします。
植える球根数は、1球植えになり植える深さは1~2㎝です。
秋植えのアデノフィラは雨水が溜まると、根腐れを起こしますので
長雨に当てない様に気をつけましょう。
オキザリス自体は、性質が強いため病害虫にかかることは
ほとんどありません。
しかし、気温が高い時期などは葉裏に赤ダニが付く事もあります。
赤ダニが付いてしまった場合は、葉裏に水をかけて
洗い流してあげましょう。
【まとめ】
オキザリスは、初心者でも育てやすい植物の1つですが
成長期や休眠期に合わせてしっかりと管理してあげることが
大切なようです。
オキザリスの中でもアデノフィラは、高温多湿に弱いため
地域の環境によっては、花が付きにくい地域もあるでしょう。
夏の管理をきちんと行う事で、きれいで可愛らしい花を咲かせて
くれることでしょう。