気持ちの良い春が訪れると、ベランダや庭にスズランなどの季節の花を飾りたいと思う人も多いのではないでしょうか？ですが、スズランを始め、素敵だと思って置いてある観葉植物は大丈夫なものですか？
お部屋を素敵に飾っているはずの植物が、実は中毒性のもので、それを犬が食べてしまった、なんて経験のある方も少なくないはずです。植物によっては、非常に危険なものもあり、動物がいる場合はよく調べる必要があります。
では、スズランは犬にとってはどういった危険があるのでしょうか？
スズランの毒が犬に与える影響とは？
犬でも人間と同じように口にしてはならない植物があります。一見白く可憐に咲いているスズランですが、毒があると言われている植物の一つです。
基本犬は猫と違い、植物などの葉っぱを食べ物として食べることはあまりありません。ですが、留守番中に退屈しのぎでかじってしまったり、おもちゃとして咬んでしまう場合が多いです。
植物によっては咬んでしまった場合、口の中が腫れたり、目や皮膚に草の液がつき、痒くて床にこすりつけてしまうと、余計ひどくなってしまうこともあります。
また、犬は散歩を楽しむ動物です。楽しい散歩の最中に野原に咲いている有毒な植物を食べてしまう可能性もあります。散歩中は犬から目を離さずに、草むらで咬むことがないように注意してあげましょう。
このスズランの毒は、葉や花、茎などすべてにおいて毒物となる部分です。主な症状として下痢や嘔吐が見られます。またお家で切り花として挿してある水にも毒があるので、間違って飲んでしまわないように注意が必要です。
こういったことから、室内にスズランを飾る場合は、犬が入れないように置く場所には工夫することが大事です。
まとめ
スズラン以外でも犬にとって有毒な植物はまだまだたくさんあります。有毒な植物をすべて覚えるなんてことは、なかなか難しいものですが、季節の花として有名なものは覚えておくのも良いかもしれません。
いずれにしても、犬は何が危険なものかは、わかりません。植物を口にしないように、しっかりとしつけをするか、犬が届く範囲や場所に、植物を置かないことがなによりの対策かもしれません。犬を飼っている場合は、今一度安全な植物か調べてから置くようにした方が良いかもしれません。
