春を知らせてくれるスズランの花ですが、自分で買い求めたり、人からいただいたりする人も多いのではないでしょうか?

ですが、せっかくの切り花なのに、ほんの2.3日でシナシナになってしまったという経験をされた人も多いはずです。通常の切り花は、春や秋なら1週間から10日ほど、夏の頃は短く、4日から5日頃と言われております。基本それくらいは持つはずの切り花ですが、一週間も持たなかったという人もいるはずです。

では、どんなコツで切り花を長持ちさせればいいのでしょうか?

スズランの切り花を長持ちさせるには?

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切り花が弱ってしまう原因としては、水不足が大半の原因を占めます。水不足は水分の供給が追い付いていないことと、切り口の状態が悪いことによって起きてしまう症状です。

ですが、ちょっとしたコツをやっていけば、少しでも長くその美しさを保つことができます。

では、そのコツですが、一つ目はもらったらまず新聞紙に包みましょう。新聞紙は保湿性が高いので、一時間ほどで切り花全体に水が通り、花が若返ります。

二つ目は、良くされている人も多いと思いますが、茎を再度切ることです。もらったままの茎は水を欲しがっているので、茎を水につけ10センチほど切る必要があります。

それだけで、一気に水を吸い込みます。

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この二つのコツでかなりいい状態が保たれています。あとはこまめに水を変えてあげましょう。切り花も生きています。毎日新鮮な水をあげることで美しく保たれます。

同時に、花瓶の底や周りについたぬめりなどもきれいに洗ってあげるのが良いでしょう。

他には、極端に冷暖房が当たらないように気を付けましょう。切り花とはいえ、本来は自然の中で育ってきたのです。

部屋の暑さでぐったりしているとはいえ、直接あててしまうとすぐに弱ってしまいます。温度調節が必要な場合は、花瓶の水のなかに少量の氷を入れるなどしてあげてください。

まとめ

コツといっても簡単に出来るものばかりです。長く大事にした切り花は、頂いたその人の気持ちも、大事にしていくことができるのではないでしょうか。

切り花といえども、生きている花です。毎日大事に育てることで、花の心を知っていけるのかもしれません。上手なお手入れをして、少しで長く季節を感じさせてくれるスズランの花を楽しんでみてはいかがでしょうか。