紫色の美しい葉を持ち、花期も長い、さらに強健で育てやすいというトリアングラリス。
苗でも球根でも売っています。
今回はトリアングラリスの球根の植え付け方をご紹介します。
オキザリス「トリアングラリス」の球根の植え付けに適した時期
トリアングラリスの球根の植え付けに適した時期は2月中旬~3月です。
4月には芽吹かせておきたいので遅くでも3月末には植え付けを完了するようにしましょう。
トリアングラリスの球根は細長い形状をしています。
表面はうろこ状になっており、芋虫のような見た目をしています。
大きさは2センチ程。
上下が分かりづらいので植え付けの際は横向きに行います。
・用土
腐葉土を混ぜて水はけのよいふかふかの土を作りましょう。
自分で作る場合は赤玉土7:腐葉土3を配合したものに緩効性化成肥料を混ぜたもの。
園芸用の用土を購入し、使っても大丈夫です。
・植え付け
土の表面から5センチ程度の所に植え付けを行います。
球根同士が重ならないように適度に間隔を空けましょう。
日によく当て、水やりを行うと芽吹き、4月ごろに花をつけます。
紫色の葉が美しいオキザリス「トリアングラリス」の球根の管理方法
トリアングラリスは自然分球します。
放っておくと増えすぎだと思うくらい増えてしまうので、休眠期には一度掘り起こして管理をすることをおすすめします。
特に鉢植えの場合は根詰まりを起こしやすくなりますので、最初から大き目の鉢にしておくか掘り返して分球させて植え付けましょう。
庭植えの場合も株が密集しすぎているようなら植え替えを行いましょう。
・球根を掘り返す時期
休眠期(冬)に行いましょう。
球根をしっかり育てるために、葉が完全に枯れてから掘り返します。
掘り返す際は球根に傷がつかないようにシャベルなどを使わずに軍手を着用し、手て優しく行います。
(なので天気予報で数日晴れと出ている日を狙って行いましょう)
掘り返した球根は2~3日天日に当てて完全に乾燥させ、風通しの良い場所で保管をします。
多湿や霜に濡れる場所に置いておくと腐ってしまうので注意が必要です。
1年放っておくだけで結構な数の球根が増えています。
保管した球根は3月ごろに再度植え付けを行いましょう。
【まとめ】
・トリアングラリスの球根は2月中旬~3月に植え付けをするのが最適です。
・球根の形は細長く、表面はうろこ状。植え付けの際は上下が分かりにくいので横向きに行います。
・植え付けの際は球根同士が重ならないように間隔をあけて植え付けをしましょう。
トリアングラリスは冬(気温が15度以下)になると葉が落ち、枯れてしまいます。
しかし球根は生きているので春になると再度芽吹き、花をつけます。
強い植物なので1度植えると後は放置でも育ってくれるので管理が楽です。