オシロイバナは、丈夫なので種からでも育てられます。
種を植えてから発芽するまで、どのような点に気を付けたら良いのでしょうか。
【オシロイバナの種が発芽するまで気を付けること】
オシロイバナは、気温が上がってくる5~6月が種を蒔く時期に適しています。
遅く蒔いても育ちますが、株が育つのには不十分なので、小さくなってしまいます。
ポットに種を蒔いて、ある程度大きく育ててから庭に植える場合は、発芽するまでは雨の当たらない軒下などで育てて、発芽したら日当たりのいい場所で育てます。
発芽させるために大切なのは、土を乾燥させないことです。
霧吹きなどで、土を十分に湿らせる必要があります。
もしくは、底面から土を吸わせます。
土を乾燥させないために、新聞紙をかぶせたりラップをかけるといいでしょう。
そして、発芽したらすぐにはずしましょう。
【オシロイバナの種からの育て方】
庭に直まきも出来ますが、草丈が1mほどに大きく成長するので、広い場所に植えましょう。
鉢植えの場合は、草丈の低い種類を植えるといいでしょう。
オシロイバナは丈夫なので、どんな環境でも育ちますが、花付きや花の色を良くするには、日当たりのいい場所が適しています。
寒い地方では1年草ですが、真冬でも2~3℃くらいの場所であれば、草花は枯れますが根はそのまま生き残ります。
翌年また、地上に伸びてきて花を咲かせます。
水は表面が乾いたら、あげましょう。
水をあげすぎると、花付きが悪くなったり、育ちにくくなります。
一度植え付けたら、植え替えは必要ありません。
オシロイバナの根は、真っ直ぐ伸びる直根性なので、植え替えを嫌います。
病害虫の心配はあまりありませんが、春先にアブラムシの被害にあうこともあります。
見つけた場合、アブラムシ用の薬をまくなど、対処しましょう。
種は購入してもいいですが、前の年に咲いた花の種を取っておいて、それを利用してもいいかもしれません。
【まとめ】
オシロイバナが発芽するまでは、土が乾かないように気をつけましょう。
でも、あげすぎてもいけません。
ポットである程度成長させる場合は、軒下など雨の当たらない場所で育て、発芽したら日当たりのいい場所で育てましょう。
土が乾燥しないように、新聞紙をかけたりラップをかけて育て、発芽したら外しましょう。