百日草には種から育てる方法と苗を購入して植え付ける方法がありますが、種からの方が時間はかかりますが安上がりですよね。発芽を待つ楽しみもありますし、子供たちと栽培の楽しみを共有することもできそうです。ここでは、百日草の種まきに適した時期を把握する目的も含め、種が発芽するのに最適な条件や発芽するまでの日数などについてご紹介します。
百日草の種が発芽する条件は!?
百日草の種が発芽しやすいとされる適温は20℃からといわれます。時期としたら4月から6月に種まきをするのが発芽の可能性が高くなるでしょう。発芽してからは日光が必要になりますが、種自体は嫌光性であるため、種まきをした後に5㎜程度の覆土をすると同時に発芽までは土を乾かさないようにするのが大切です。土は水はけや通気性,保水性の高いものがおすすめですが、手軽に購入できる草花培養土で十分ですし、赤玉土と腐葉土を7:3程度の割合で配合するのもいいでしょう。日本の土壌は弱酸性寄りになるようですが、百日草はアルカリ性よりの土を好むため、植え付けなどの際にはあらかじめ苦土石灰などで中和させることなども推奨されているようです。
百日草の発芽に要する日数は!?
百日草の種を適期といわれる4~6月にまいた場合、発芽するまでに要する日数は一般的には一週間程度といわれます。発芽するまでは土が乾燥しないよう水やりを欠かさないことが大切です。適温の20℃に満たない時期に種まきをすると発芽日数が長くなり、その後の生育にばらつきが生じる可能性もありますので、ある程度気温が安定するまで待つ方がいいかもしれませんね。
まとめ
春から晩秋まで花を咲かせてくれる百日草ですが、種が発芽しやすい温度は20℃からとなっており、発芽までには一週間程度かかるとされます。温度が低すぎると発芽までに日数がかかってしまったり発芽しにくい可能性がありますので、適温になってからの種まきが効率的でしょう。だいたい4月下旬くらいから6月にかけて行うのが一般的といわれます。発芽するまでは水やりを欠かさないようにすることが大事です。比較的栽培がしやすい種類といわれますので、手軽に栽培に挑戦することができそうですね。