花言葉はその花や植物の特徴をとらえて、象徴的な言葉を付けたものです。この習慣は19世紀のヨーロッパが始まりと言われ、フランスでは花を擬人化して詩などを作ることがはやりました。日本に花言葉を使って植物を楽しむ習慣ができたのは明治時代で、当初は外国から伝えられた花言葉をそのまま使っていました。しかし現在は日本独特の花言葉が提案されて、それが広まっています。
ガザニアも、その花の特徴を捉えた花言葉があります。ここでピンクのガザニアの花言葉について紹介します。
【ガザニアの花言葉って何?ピンクの花から付けられた言葉とは?】
ガザニアの花はもともとオレンジや黄色が主流で、夏にとても元気な花を咲かせていました。夏の暑さと乾燥に強いので、グラウンドカバーとしても利用されています。
南アフリカ原産のガザニアはヨーロッパで園芸用に品種改良されて、日本に入ってきてからも品種改良は進んでいます。最近は昔には見なかった赤やピンクのガザニアもたくさん出回るようになりました。
ピンク色のガザニアは淡いカラーが特徴で、パキッと元気な黄色やオレンジのイメージとは違います。とても優しく、私達の心を癒してくれます。
ガザニアの花にも花言葉はあり、「潔白」「蜜月」「きらびやか」などがあります。ガザニアは色別に花言葉が決まっていませんが、複数ある花言葉の中で「笑顔で答える」「蜜月」などはピンクの花のイメージとあわせて付けられたとも考えられています。
ピンクの愛に満ちた姿と太陽だけに笑顔を見せる様子から、この花言葉が考えられたのではないでしょうか。
【まとめ】
花の中にはそれぞれのカラー別に、花言葉が付いているものがあります。それは同じ花でも色が違うことで、それぞれ全く違う個性が主張されるからです。
ガザニアの花は黄色やオレンジとピンクや白ではやや個性が違いますが、花全体のイメージとしてはそこまで大きく変わりません。夏にいつもそばで咲いていてくれます。
しかし花言葉を付けるときには、その花を見ながらイメージして付けます。つまり複数の花言葉の中に、ピンク色のガザニアの花のイメージで付けられた花言葉があるはずです。