雪のような銀白色の葉を持つ植物をシルバーリーフと言います。
ガザ二アにもシルバーリーフの品種があり、花と葉、両方の観賞を楽しめます。
今回はシルバーリーフを持つガザ二アとその育て方をご紹介します。
シルバーリーフを持つガザ二アの品種や育て方
・シルバーリーフを持つガザ二アの品種
タレントミックス…6~8㎝の大輪の花とシルバーリーフを楽しめる品種。多湿にやや弱いので地植えの際は植える場所に注意が必要です。
シルバーカーペット…耐寒性があり、花も小ぶりなので寄せ植えに適した品種です。
ティラミス…耐寒性のある品種。横に広がって育つので庭のグランドカバーにお勧めです。
タンジェリンスパーク…珍しい八重咲のガザ二アです。八重咲は種ができないので挿し芽で増やします。
耐寒性が強いものは-5度くらいまで耐えますが極端な寒さや霜は苦手です。
元気がないと思ったら鉢植えの場合は室内に移動させ、庭植えの場合は凍結対策をしてあげましょう。
強い植物なので基本的に庭植えにして植えっぱなしで大丈夫です。
何故葉っぱが銀白色をしているのかご存知ですか?
シルバーリーフを持つガザ二アの原産国はアフリカ。
暑い地域では陽ざしがとても強く、雨は少な目です。
環境に適応するために葉や茎をシルバーにして光を反射させることで、体内の水分量を減らさないようにしているそうです。
日本で育てる場合も日光をたくさん当て、やや乾燥気味に育てます。
多湿が苦手なので、通常のガザ二アと同じく、水はけのよい用土で育ててください。
庭植えの場合は植え付ける土に腐葉土を混ぜ込んでおきましょう。
日当たりが悪いと花が開花しませんので、日光がたっぷり当たる場所を選んで植えてあげましょう。
育て方は基本的に普通のガザ二アと同じです。
ガザ二ア・シルバーリーフの丈夫な育て方
シルバーリーフは宿根ガザ二アが多く、横に広がりながら生長する性質を持っています。
沢山日光に当てる事でぎっしりと株が詰まってきますが、蒸れには注意が必要です。
梅雨時期は葉をすいて風通しを良くする必要があります。
植える場所も斜面や少し高くなっている所など水が抜けやすい場所を選びましょう。
暑さに強いけれど夏場の強い直射日光は苦手です。枯れる原因となりますので半日陰に移動させるなどの対策をしてあげましょう。
【まとめ】
・シルバーリーフを持つガザ二アの品種はタレントミックス、シルバーカーペット、ティラミス、タンジェリンスパークなどがあります。
・育て方は通常のガザ二アとほぼ同じです。(日光を好む、やや乾燥気味に育てる、夏場の直射日光を当てないなど)
・耐寒性が強い品種は冬場でも庭に植えっぱなしで育ちます。
銀白色の葉はキラキラと美しく、目を引きます。
花をつけている時期もそうでない時期も庭のアクセントになってくれること間違いなしです。