春の訪れと共に咲き出したクロッカス。その可愛らしい花も終わり、その後はいつもどうしていますか?

球根植物であるクロッカスはちょっとした手間でまた来年も楽しめるって事をご存知でしたか?

その方法は以外に簡単で園芸初心者でもやってみようかなと思ってしまう程です。

それに一度買った球根がまた来年も、ともすれば数年咲いてくれたとしたら?!

それはもう愛着もやる気もUP!間違いなしですよね。ここでは花が終わった後の来年も咲いてくれる為の大切なポイントをお話します。

クロッカス 花 終わり

クロッカスの花が終わった後来年も楽しむためのポイントとは?

まず始めに一番大切な事をお話しします。それは花の終わった後、残った葉は枯れるまでそのままにしておくという事です。

切ったりしないで下さいね。何故かと言うとその葉っぱが次の球根の為の養分を作るからなのです!

だからその葉のために少しだけお世話をして欲しいのです。

そのお世話とは、まず咲き終わった花がらを丁寧に根元から取り除いてあげましょう。葉が汚れて病気にならない様にする為と種を作ろうとして球根の養分を取られてしまわないようにする為です。あとは葉が光合成をして養分を作り球根を大きくしてくれます。

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そのお手伝いとして花後は早めに肥料をあげましょう。葉が枯れて来るまでの間1~2回の液体肥料か固形肥料でカリ分の多く含んだものが良いです。もちろんお水もあげて下さい。ついお花が終わってしまうと忘れがちになりますが、葉が球根を太らすお仕事をしているのだからその事を覚えておいて下さいね。役目を終え枯れて休眠するまでの間です。忘れないちょっとした工夫としてはクロッカスのネームプレートを土に挿しておくか、他の植物と寄せ植えにしたりすると水やりを忘れるのを防げるかもしれません。地植えにすればさらに水やりの回数は減らせるかもしれませんが、水はけの良い日のあたる、そして忘れない場所にしてあげてくださいね。

【まとめ】

このように球根植物の中でも初級程度の手間、つまり花後花がらを摘む、葉を切らない、葉が枯れるまで適量の肥料や水をあげるなどの花後のポイントさえ分かっていれば来年または数年は春にはそのご褒美として可愛らしい姿をきっと現して来てくれるでしょう。

その感動と達成感は園芸好きでなくとも一度は試してみたいものです。だって自分が育てた球根が冬を越し、春一番に咲き始めるその様はきっと心温まる光景に違いありません。その時には是非この花後のお世話のことを思い出して下さいね。