ヒヤシンスは、春の花として有名な植物です。そして、植物には学名や 漢字で表記される場合があることはご存知でしょうか?また、ヒヤシンスという名前がついた由来もあるそうです。いったい、ヒヤシンスの学名や漢字、ヒヤシンスの名前の由来がついた訳は何なのでしょうか?そこで、今回は、ヒヤシンスの学名での読み方、名前や漢字の由来について紹介します!

ヒヤシンス 学名 読み方

【ヒヤシンスの学名での読み方は?】

ヒヤシンスは、ツルボ亜科のヒヤシンス属の球根性多年草で、学名ではHyacinthus orientalisと呼ばれています。また、ヒヤシンスは、耐寒性秋植え球根と分類されており、鉢植えや水栽培などで育てられたり、観賞されたりしています。

【ヒヤシンスの名前の由来は?】

ヒヤシンスの名前の由来は、ギリシャ神話の悲しい話から由来されていることはご存知でしょうか?それでは、ヒヤシンスの名前の由来のギリシャ神話のお話しを紹介させてもらいます。

ヒヤシンスの名前が由来された話は、ヒュアキントスという、美青年の話からです。古代ギリシャでは同性愛は普通だったので、ヒュアキントスは、同性愛者で、医学の神アポロンと一緒に円盤投げに興じていた。しかし、その彼らの様子を見て、西風の神ゼピュロスは、やきもちを焼いて、意地悪な風を起こしてしまいます。そして、その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額を直撃してしまい、大量の血を流してしまい死んでしまいました。その時の大量の血からヒヤシンスは生まれたといわれています。

このお話しからヒヤシンスが生まれたということで、ヒヤシンスの花言葉は、この悲しいお話しから、花言葉は、悲しみを超えた愛と言われるようになりました。

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【ヒヤシンスの漢字の由来は?】

時々、ヒヤシンスが漢字で表示されていませんか?実は、ヒヤシンスを漢字書くと、信子風と書きます。いったい何故、信子風と書くのでしょうか?

ヒヤシンスは、もともと地中海沿岸の原産だったそうです。ですので、日本には江戸末期に渡来し、「ヒヤシント」と呼ばれたそうです。ですので、音に近い漢字を当時の人が当てはめて、この字になったのだと思います。ですが、なかなかヒヤシンスを漢字で表記することはあまりないと思います。ですが、漢字で表記すると信子風と表記されるのですね。

 

【まとめ】

今回は、ヒヤシンスの学名での読み方。名前や漢字の由来について紹介しました!ヒヤシンスの学名は、Hyacinthus orientalisです。また、ヒヤシンスは地中海岸の原産ということから、漢字で書くと、信子風と書きます。そして、ヒヤシンスの名前の由来は、古代ギリシャの悲しいお話しからの由来でした。植物の名前がつく由来は、こんなに深い話があったのは驚きです!