ラベンダーが大好きなら、一度で良いから本場の広大なラベンダー畑を見てみたいものです。そして本場といえばフランスのプロヴァンス地方です!

 

ラベンダー畑はプロヴァンス地方の内陸部でよく見られます。ここではプロヴァンス地方の中でも特に有名な鑑賞スポットを3か所紹介します。

ラベンダー フランス 有名

フランスの有名なラベンダー畑

ヴァランソル高原は横浜市の2倍ほどもあるスケールの大きな高原です。ここは有名なラベンダーの産地で、広いラベンダー畑があちらこちらに広がっています。開花時期はその年の気候によって微妙に異なるけれど、7月初頭に行くと満開のラベンダーがほぼ確実に楽しめます。

 

セナンク修道院のラベンダー畑も有名です。修道院の北側の谷間に沿って広がるラベンダー畑が満開の7月に見ることのできる、紫のじゅうたんのようなラベンダー畑が由緒ある建物を背景に広がっている絵はがきのような光景は、訪れる人を魅了すること間違いなしです。

修道院の建物自体も「プロヴァンス三姉妹」のひとつとして有名で、12世紀ロマネスク様式の典型とされています。

ラベンダー畑の見学はいつ行っても問題ありません。しかし修道院の建物もあわせて見学したい、という場合には公開時間が決められているので、あらかじめ確認して出かけることをすすめます。

 

最後はソー高原です。ここはラベンダーの産地として有名な地域です。あたり一面のラベンダー畑を見渡せる高台にある、ソーの古い街並みもなかなか素敵です。ここは比較的標高が高いため、一般のラベンダーの産地に比べて見ごろが遅くなります。

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フランスのラベンダーの開花時期

プロヴァンスのラベンダー畑で紫のじゅうたんが楽しめるのは、毎年6月から8月にかけてです。

ただしその年の天候の影響はもちろん、畑のある場所の標高や、植えてあるラベンダーの品種によって、見ごろの時期は微妙に異なります。

 

ヴァランソル高原の場合、 6月中旬から2週間程度が見ごろです。7月初旬には刈り入れが始まってしまうので、要注意です。

セナンク修道院 は7月初旬から3週間程度が見ごろです。刈り入れは7月末から行われます。

ソー高原 は他の産地より開花期が遅く、7月中旬から8月初頭までが見ごろになります。刈り入れは8初旬からです。

【まとめ】

ラベンダーの本場、フランスのプロバヴァンス地方の中でも特に有名な3つの鑑賞スポットを紹介しました。年に1回、6月末から8月初旬というわずかな期間の間だけ、ファンに許される贅沢です。

自分でラベンダーを育てたり、日本国内の鑑賞スポットを訪れるだけでは満足できなくなったとしたら、一度本場のラベンダー畑を自分で訪ねてみるのも、良いのではないでしょうか?