世界に300種もの亜種や変種が存在すると言われるアザミですが、原産国が日本なだけに国内で見られる種類はその1/3が集中しているといわれます。因みに、ドイツアザミという品種も、実は名前にドイツとついていますがドイツとは関係なく、お洒落で売れる名前を付けようと命名されたのが由来となっている、ノアザミから生まれた品種だったりします。

話は戻り、アザミは本来野草として生えているものも多いですが、いざ育てるときに苗を購入するならば実は通販で購入するほうが便利なのです。

では、アザミの苗が出回るのはいつなのか、なぜ通販で購入するほうが便利なのかを紹介します。

アザミ 苗 販売

アザミの苗は冬から春にかけて販売される?

アザミの開花時期は品種にもよりますが夏から秋、ノアザミですと4月から10月ごろと、開花時期が長いのが特徴です。アザミの苗は2月から4月にかけて流通しているというデータもありますが、意外と出回っていないようです。

アザミは本来多年草(同じ株から何年も枯れずに花が咲く品種)ですが、一度花の後に地上部が枯れることから一年草(1シーズン咲いた後は種を付けて枯れる品種)として扱われていることが多いようです。冬季(11月から翌3月)の期間に出回る苗には地上部がなく苗が貧弱に見える場合もありますが、購入・配送には適した時期になっています。

アザミの苗の植え替えに適しているのは4月から5月、または9月から10月の間。アザミは大きくなりやすい植物ですので、この苗が小さくなる期間に購入して、春先に一回り大きな鉢に植え替えてあげると良いでしょう。植え替えたアザミは根が伸びて安定するまで、日当たりと風通しのいいところで管理しつつ、水をあげてください。

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アザミの苗の購入には通販が便利!

前述にもあるように、アザミの苗は実をいうと意外と出回っていなく、購入するならばネットの通販で買った方が早いのです。アザミの種は古くなると発芽率が下がるため、広い場所でたくさん育てるのではなく鉢植えにする程度ならば、苗の方が安上がりになるのでおすすめです。

因みに、アザミはとても頑丈で暑さ寒さにも強いので初心者向けの植物となっています。

【まとめ】

昔は園芸品種としても改良が盛んにおこなわれていたこともあり、品種もさまざまあるアザミ。青い花を咲かせるルリタマアザミが園芸種でも有名と言われていますが、実はこれはアザミという名は付いていますがエキノプス属の花であり、近縁の花ではありますが詳細にいうと少し違う群の花だったりします。野山に多く自生するアザミですが、都会の緑少ない環境だと逆に珍しく観賞用として育てる方も多いとか。苗からの購入はそういった環境で育て始めるのにもうってつけですから嬉しいですね。