マリーゴールドは、花が咲いている期間が長く黄色やオレンジ色などの華やかな色が多く栽培するのも簡単です。公園などの花壇などでもよく見かけることができ、人気のある花となっています。立体的でボリュームのある花で、広い場所でも少しのスペースでも場所を選ばずに華やかさを演出してくれます。
品種がたくさんあるので、同じマリーゴールドでもまた違った魅力を感じることができるのでいろいろな組み合わせで植え付けることもできます。マリーゴールドには、マリーゴールド特有のにおいがあり、そのにおいが害虫を寄せ付けない作用があり、ほかの植物を害虫から守ってくれます。
そのようなマリーゴールドの葉っぱが変色してしまうことがあります。それは、一体どのような原因があるのでしょうか。
マリーゴールドの葉っぱの変色とは!?
マリーゴールドの葉っぱは、だいたい濃い黄緑色をしています。しかし、何らかの原因で葉っぱが変色したりします。変色の種類としては、紫色・茶色・黄色などがあります。
変色の違いによって、考えられる原因も少しずつ違ってきます。全体的には、葉っぱが変色するのは、株が弱っているサインです。
マリーゴールドの葉っぱが紫色に変色する原因とは!?
マリーゴールドの葉っぱが紫色になる原因の1つとして立ち枯れ病があります。立ち枯れ病は土壌の中のカビが原因で紫色の病斑が葉っぱに現れます。
もう1つは、肥料の濃度が高いことが考えられます。また、水やりをしすぎていることも考えられます。この2つは、根腐れの原因となります。
肥料や水を与えすぎると、根を痛めてしまい、根が腐り葉っぱが変色します。
最後に、紫色に変色する可能性として、冷害も考えられます。変色した葉っぱはそのままにして防寒対策をする必要があります。
マリーゴールドの葉っぱが茶色に変色する原因とは!?
紫色ではなく、葉っぱが茶色に変色する原因は、水が充分に足りていないか、水を与えすぎている可能性があります。
または、肥料が多すぎることや日照不足などが考えられます。これらが原因で根詰まりや根腐れを起こしていると葉っぱが茶色に変色します。
まとめ
マリーゴールドの葉っぱが変色することは、根に何らかの問題があり株が弱っているサインであることがわかります。
また、マリーゴールドは種類によっては、種を蒔いたその年に開花し枯れる1年草と呼ばれる花もあるため、冬になると葉っぱが変色しはじめて株が枯れてしまいます。マリーゴールドの葉っぱを注意して観察することが大切です。