ペチュニアは初心者でも育てやすく、たくさん花を咲かせ見栄えもいいのでガーデニングに大人気の花です。プランターや鉢植え、花壇などどの環境でも育てることができます。今回は花壇でのペチュニアの育て方や植え方について詳しく紹介します。

花壇でのペチュニアの育て方

ペチュニア 花壇 育て方

ペチュニアを育てる際の基本的な部分は花壇でも鉢植えでも大体同じです。日当たりの良いところで育て、土が乾いてから水やりをします。

夏場は土が乾きやすいので、朝と夕方の2回水やりをするようにしましょう。雨に弱いので、梅雨時期は花壇のペチュニアには雨よけをするとよいでしょう。

雨に強い品種を選ぶのもおすすめです。花を長い間たくさん咲かせるためにも、摘心と切り戻しを行います。

開花期間には1週間に1回を目安に肥料を与えることでより長く花を楽しむことができます。咲き終わってしおれた花ガラは病気予防のためにもこまめに取り除いてください。

花壇へのペチュニアの正しい植え方

植える際に注意すべきは用土です。花壇の土は毎年そのまま使い続けることがほとんどだと思いますが、ペチュニアはナス科の植物です。

同じナス科の植物を育てた後の土にペチュニアを植えてしまうと、連作障害を起こして成長が阻害されてしまします。

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そうでなくとも古い用土を使用すると生育不良を引き起こしがちです。ペチュニアを植える際は新しい用土を使用するようにしましょう。

入れ替えられない場合で昨年にナス科の植物を育てた用土は、その年はナス科以外の植物を育てて翌年にペチュニアを植えましょう。

ペチュニアを花壇に植える際の間隔

ペチュニアの苗を複数植える場合は、20cmほどの間隔をあけて植えてください。間隔が狭いと、成長してからペチュニア同士が重なって蒸れ、風通しも悪くなり病害虫の原因となります。

土の中の根も重なってしまい、水不足や根詰まりのもととなってしまうこともあります。また、こんもりと広がって成長するペチュニアが所狭しと植えられていると暑苦しい見た目の花壇になってしまいます。

 

【まとめ】

ペチュニアは日当たりがよいところで普通に水やりをしていればきちんと育ってくれる花です。長雨に気を付けて、摘心や切り戻し、肥料を与えるなど手をかけることで、それに応えるようにたくさん花を咲かせてくれます。花壇で育てる場合には使用する用土をなるべく新しいものにすることと、20cmは間隔をあけて植えることに気を付けましょう。たくさん花を咲かせてくれるペチュニアは、花壇を一気に華やかにしてくれる存在となるでしょう。