リンドウの花が綺麗で思わず購入したものの、花が咲かない!すぐに枯れしまった!という経験を持つ方もいるのではないのでしょうか?そこで、なぜリンドウの花が咲かないのか、すぐに花が枯れるのかその理由についてまとめました。

 

リンドウの花が咲かない理由は?

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最初に、リンドウには、大まかに分けると2種類あります。それがエゾリンドウ系とササリンドウ系です。もちろんこの2種類の交配種もありますが、そもそもエゾリンドウ系は、花弁はちょっとしか開かず筒状態の花弁という形で咲く花です。

一方、ササリンドウ系は、花弁が外側に反り返るようにクルンとしっかり花弁を開かせる花です。もし、リンドウの花が咲かないとしたら、その花は、エゾリンドウ系の花かもしれません。

もともとそういう性質の花なので花弁が外側に広がるような開き方はしません。エゾリンドウ系の花は、花は花弁が外に開かなくても、これで花が咲いている状態です。

また、ササリンドウ系でもリンドウが咲かないのは、日の光が足りない可能性があります。リンドウは、日に当たるとしっかり花開き、室内など日が弱い場所では花が開きません。リンドウは、日当たりのよい場所が好きNURO光あので、よく日光が当たれば花を開きます。

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リンドウの花が枯れるのはなぜ?

リンドウの花が枯れる一つの理由として、置いてある場所があります。リンドウの花の形は、釣り鐘のような筒やラッパのような形をしているので、花の中心部の風通しは悪くなる傾向にあります。

その為、リンドウを置いた場所が、風通しが悪く湿度が高くなりやすいところだと葯にカビが生えやすく、そうなると花弁までも早く枯れる原因になります。できるなら、開花すぐ後に葯をピンセットなどで取り除くと花もちが良くなります。

さらに、日当たりのよい場所に置くことで元気に花を咲かせますが、日当たりが良くても曇りの日や雨が降った後もカビが生えやすいので注意が必要です。鉢植えの場合も、花や葉に水やりすると花を傷めてしまうので水やりは根元だけにするのが原則です。

また、切り花の場合は、葉が多くついていると、葉から出ていく水分が増えることから早く枯れることがあります。あらかじめ余分な葉は取り除いておくといいですよ。切り花の場合は、水の中で少し茎を切る水切りを行うのもポイントです。

水切りをすると水の吸い上げが良くなり花がよく開いて花もちします。リンドウ栄養が足りないと黄色く変色してしまうので、肥料を与えるのもおすすめです。

 

まとめ

リンドウは乾燥が苦手なので、エアコンや暖房が直接あたるような場所は花も葉も傷める原因になります。適度に風通しが良いところで育てれば、しっかり花を咲かせて長持ちしてくれますよ。