バラの葉っぱに黒いシミみたいなものが見えたらそれは広がっていき、葉の色が変わって落っこちてしまいます。

若い葉っぱや新芽にはこの症状になりにくいですが、株元に近い葉っぱはかかりやすいです。なぜかというと、バラの葉っぱの表面にはクチクラ層という保護膜があります。

若い葉っぱはこの層が水を弾いて葉っぱを濡れにくくし、原因菌が入ってきにくいのですが、紫外線や雨にさらされ続けると層が破壊されてしまい古い葉っぱは水を弾くことができないためずっと濡れている状態になってしまいます。

そうなれば菌が中に入ってしまい繁殖して、シミのようなものが出てきてしまいます。一度かかってしまったら、農薬を書けても一時的には進行が遅くなりますが元の状態に戻ることはないのです。すぐにその葉っぱはとってしまうのが良いでしょう。

薔薇の葉っぱの斑点ができる原因は?

薔薇 葉っぱ 斑点

黒点病になってしまう原因となるものはカビの一種なのです。もっとも黒点病が発生しやすい温度は18度から26度です。

バラの花が咲き終わった梅雨の頃から秋の雨の時期の湿気があり気温が高い時期になりやすいです。葉っぱが濡れている状態が長い時に黒点病に感染しやすいので、花が咲き終わり、株がなくなってくる頃に黒点病になってしまうと蔓延してしまう可能性があります。

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地面に直接植えている地植えのバラは雨が当たるのを避けることが不可能な為、秋の雨の時期と6月7月の梅雨の時期は黒点病にかかりやすい条件がそろってしまっているのです。

その逆に鉢植えなどベランダで育てているバラは、雨が降ればよけることが可能な為、葉っぱが濡れている状態から回避できます。そのため、黒点病にかかりにくいと言われています。

まとめ

地植えで何本かバラを育てているときに黒点病にかかってしまってはもったいないですので、梅雨の時期に雨に当たらないような傘のようなものを使って雨からバラを守ってあげると黒点病にもかかる確率は低くなって良いでしょう。