シランは、紫色のイメージがありますが、シランの中には「シロバナシラン」という白い種類のものもあります。では、シロバナシランとはどんな花のでしょうか。

シランの花に白がある?!

シラン 花 白

シランには、紫色のシランだけではなく、数種類のシランの品種があるそうです。そのなかでも白いシランをシロバナシランといい、ラン科シラン層の多年草で、別名を白蘭(ハクラン)ともいうそうです。

花の中心がうっすらピンク色になっているものもあり、涼しげな花の姿が魅力と言われているそうです。シランの品種の一つで分布域はシランと重なり、本州の福島県から沖縄にかけて分布しており、やや湿った岩の上や林の中に生息しているそうです。

海外では、中国や台湾にも分布しているそうです。草丈は、30cm~70cmくらいあり、葉は大形の披針形で、茎の下部に4枚から6枚が互い違いに生える(互生)そうです。

開花時期は、4月~6月ごろで、シラン同様に初心者でも比較的容易に育てられるとされています。園芸や庭などでも見かける機会は多くあるようですが、野生種としては準絶滅危惧種に指定されているようです。

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鉢植えも地植えも、一年中明るい場所を好むようで夏の暑さには強く、少々の葉焼け程度は問題ないようです。

ただし、冬には弱いところがあるそうなので、鉢植えの場合は凍らない程度の場所に置くのがよいようです。地植えの場合は、よほどひどい凍結以外は、そのままで越冬することは大丈夫なようです。

寒冷地で育てる場合には、鉢植えのほうがよいようです。鉢植えは土の表面が乾いていたら鉢底から水が染み出るほどまでたっぷりと与えるとよいようですが、休眠期の冬には水やりの回数を減らしながら乾燥気味で育ててあげるとよいようです。

地植えの場合は、頻繁に水やりする必要はないようですが、夏場に乾燥がひどいときには水やりをしてあげるとよいようです。球根は張り上げることはせず、冬は休眠させてあげ、休眠中の水やりは控え土が乾いてから数日経ってから水をあげる程度がよいようです。

まとめ

シロバナシランは、シランとはまた違った可憐さがあるように思います。シランとシロバナシランの育て方は変わらないようなので、両方育ててみると気持ちも和やかになるのではないでしょうか。