梅雨時期に道を歩いていると見かける紫陽花ですが、私たちが見ている紫陽花はどのような形をしているのでしょうか?おそらく私たちが見かけるものの多くまたはイメージしている紫陽花の形は「手毬花」というものだろう。紫陽花にも種類があり、それらはどのように違うのか調べてみようと思います。

アジサイの花の形について

アジサイ 花 形 枚数

まず紫陽花の花ですが、花のように丸くなって見える部分は装飾花と呼ばれる部分であり、本当の花(通常花)は中央の小さな部分にあります。

装飾花についてですが、まず花びらのようなものはガクと言われるものでガク片が大きくなったものである。この花びらは品種にもよるらしいが開かないままのことが多いらしい。このように装飾花のガク片が大きくなるのは、野生種のガクアジサイから育種・選抜して作り出された園芸品種である。

通常花は装飾花よりも小さいですが、よく見ればすぐにわかります。こちらにも花びらがちゃんとついており、ガクと似ている形を付けています。

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花の色についてですが、酸性土壌で育つと青色に、アルカリ性土壌で育つとピンクになると言われています。よく見る紫の紫陽花では、やや賛成土壌で育っていると考えられています。

アジサイの花びらの枚数

ここでは花びらの枚数について触れていこうと思うが、花びらがどれを示しているのか明確にしていないので、通常花についている花びらと装飾花についているガクの枚数を見ようと思う。通常花と装飾花で比較してみると、通常花は花びら5枚付いていて、装飾花の花びらは3枚から5枚となっている。ひとつひとつ見てみると装飾花の枚数が違うことがうかがえます。

まとめ

遠目から紫陽花を見た場合の花びらとは「ガク」のことだと思います。なぜこのガクのことを花びらと思ってしまうのか、それはこちらの方が目に付くからだと考えます。このように紫陽花について調べてみると、紫陽花の花がどこのことをいうのか、調べる前に花だと思っていたものはなんだったのかがわかります。

調べていた際に、装飾花を「飾り花」と、中央の花を「正常花」と言っているところも存在しており、部位名が日本語で統一されていないことがありましたが、意味的に同じなのでそのように書いてあったらこのように解釈していただきたいです。